in every nothing 歌詞 Kalafina ふりがな付

がらんとした世界せかい
慰なぐさめの欠片かけらも無ない
白しろい夜よるの中なかで
言葉ことばはいらない
理解りかいし合あった試ためしも無ない
黒くろい星ほしの上うえで
そんなに甘あまく
君きみは歌うたう

何なんにも無ない
まだ暗くらい光ひかりも無ない
見みえない
世界せかいの果はてへ帰かえろう
いらない物ものは何なにも無ない
まだ知しらない
空そらの色いろを見みつけて
胸むねは騒さわぐ
いつまでも

木枯こがらしだけ残のこる
焼やけ焦こげた野原のはらがある
遠とおい空そらも見みえる
透明とうめいになる
憎にくみ合あわない心こころになる
風かぜは秋あきに変かわる
沈黙ちんもくだけを
僕ぼくは歌うたう

予感よかんはある
光ひかりを生うむ夜よるがある
あまねく
響ひびき渡わたる音色おとがある
届とどかぬものは何なにも無ない
まだ知しらない
輝かがやきを夢ゆめに見みて
胸むねは騒さわぐ
いつまでも

答こたえはある
手ての中なかに誇ほこりはある
孤独こどくな
大おおきな木きのようになる
冬枯ふゆがれてただそこにある
雨あめが行いけば
萌もえ生しょうずる緑みどりになる

胸むねは騒さわぐ
切せつなく歌うたう
いつまでも