うだる暑あつさが
もう そこまで来きてた
魘うなされている
羊ひつじの群むれ
女々めめしくても
勇いさましくても同おなじ
やさしい顔かおで
やさしい唄うたを吐はいて
汚よごしてあげる
あなたに届とどかない
声こえならいらない
一ひと雫しずくの血潮ちしおで
風かぜを起おこして
這はうように
押おし寄よせて
答こたえだけ返かえして
魚座うおざにもなれない
水瓶みずがめは尽つきて
過去かこを潤うるおす
井戸いどは涸々かれがれ
火ひをつけるなら
惨みじめな約束やくそくに
沖おきに漂ただよう
砂糖さとう細工さいくの舟ふねを
手て招まねくように
あなたに抱だかれない
夜よるならいらない
瞼まぶたに"灰はいかぶり"
雨あまざらしの女おんな
底そこつきた
乞こいならば
慰なぐさめて 壊こわして
あなたに届とどかない
声こえならいらない
一ひと雫しずくの血潮ちしおで
風かぜを起おこして
這はうように
押おし寄よせて
答こたえだけ返かえして
うだるudaru暑atsuさがsaga
もうmou そこまでsokomade来kiてたteta
魘unaされているsareteiru
羊hitsujiのno群muれre
女々memeしくてもshikutemo
勇isaましくてもmashikutemo同onaじji
やさしいyasashii顔kaoでde
やさしいyasashii唄utaをwo吐haいてite
汚yogoしてあげるshiteageru
あなたにanatani届todoかないkanai
声koeならいらないnarairanai
一hito雫shizukuのno血潮chishioでde
風kazeをwo起oこしてkoshite
這haうようにuyouni
押oしshi寄yoせてsete
答kotaえだけedake返kaeしてshite
魚座uozaにもなれないnimonarenai
水瓶mizugameはha尽tsuきてkite
過去kakoをwo潤uruoすsu
井戸idoはha涸々karegare
火hiをつけるならwotsukerunara
惨mijiめなmena約束yakusokuにni
沖okiにni漂tadayoうu
砂糖satou細工saikuのno舟funeをwo
手te招maneくようにkuyouni
あなたにanatani抱daかれないkarenai
夜yoruならいらないnarairanai
瞼mabutaにni"灰haiかぶりkaburi"
雨amaざらしのzarashino女onna
底sokoつきたtsukita
乞koいならばinaraba
慰nagusaめてmete 壊kowaしてshite
あなたにanatani届todoかないkanai
声koeならいらないnarairanai
一hito雫shizukuのno血潮chishioでde
風kazeをwo起oこしてkoshite
這haうようにuyouni
押oしshi寄yoせてsete
答kotaえだけedake返kaeしてshite