お客きゃくさんに せがまれて 唄うたったよ
生うまれ故郷こきょうのあの唄うたを
唄うたっているうち 恋こいしくなって
じんとじんと じんと
じんと瞼まぶたが熱あつくなり
思おもわず泣なけて しまったさ
縄なわのれんが 揺ゆれるのも 侘わびしいね
暗くらい小路こうじの安酒場やすさかば
しがない流ながしの この俺おれだって
こいつァこいつァ こいつァ
こいつァ苦手にがてな唄うたなんだ
返かえらぬ愚痴ぐちが 出でるからさ
お客きゃくさんも 泣なきながら 唄うたったよ
遠とおい故郷こきょうの国くになまり
同おなじ悩なやみを 抱だいてる人ひとか
いいよいいよ いいよ
いいよ何なんにも言いわないで
商売しょうばいぬきで 唄うたおうよ
おo客kyakuさんにsanni せがまれてsegamarete 唄utaったよttayo
生uまれmare故郷kokyouのあのnoano唄utaをwo
唄utaっているうちtteiruuchi 恋koiしくなってshikunatte
じんとじんとjintojinto じんとjinto
じんとjinto瞼mabutaがga熱atsuくなりkunari
思omoわずwazu泣naけてkete しまったさshimattasa
縄nawaのれんがnorenga 揺yuれるのもrerunomo 侘wabiしいねshiine
暗kuraいi小路koujiのno安酒場yasusakaba
しがないshiganai流nagaしのshino このkono俺oreだってdatte
こいつkoitsuァaこいつkoitsuァa こいつkoitsuァa
こいつkoitsuァa苦手nigateなna唄utaなんだnanda
返kaeらぬranu愚痴guchiがga 出deるからさrukarasa
おo客kyakuさんもsanmo 泣naきながらkinagara 唄utaったよttayo
遠tooいi故郷kokyouのno国kuniなまりnamari
同onaじji悩nayaみをmiwo 抱daいてるiteru人hitoかka
いいよいいよiiyoiiyo いいよiiyo
いいよiiyo何nanにもnimo言iわないでwanaide
商売syoubaiぬきでnukide 唄utaおうよouyo