放物線 歌詞 For Tracy Hyde ふりがな付

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よみ:ほうぶつせん

放物線 歌詞

For Tracy Hyde

2017.11.2 リリース
作詞
管梓
作曲
管梓
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ながれるためだけに時間じかん存在そんざいするよ――  
このまちはいつでもそんなふうでしょう。
きみわすれてった薄荷はっか煙草たばこけむりややかな深夜しんやまぎれてゆく。

見上みあげたそらにはほしうつらなくて、まるすぎるつきがきれいごとよりきれいで、

いつだってどこだって、にたいくらいあたしはあたしだ。
その自覚じかくにたださいなまされてみたって、なにひとつ、だれひとり、
すくってはくれやしないから。
きみにとってもあたしはただの通過点つうかてんって、
わかってるよ。

モノローグつづきのつまんない映画えいがのよう――  かたるべき中身なかみもないくせにさ。
すりれそうなあいをアルコールにかして、
わかりあえないってうそぶいてた。

ちるところまでちるのはたやすくて、そのあさはかさもきみ
見透みすかしてるようで、

きずついてきずつけて、心細こころぼそさばかりきそってる――  瑪瑙めのうのような
ぎらぎらひからせて。
さめざめとぜこぜの感情かんじょうがあふれたってきみには、
とおくにらないうたみたいに意味いみがないな。

どうしたってきになれるがしない、きみわすれてった薄荷はっか煙草たばこも、
だらしなくびそうな明日あしたも、
もういらないや。
まどはなして、
このからせば、
きれいな放物線ほうぶつせんえがいてぜんぶちていくのに、
どうしてあたしはせずに呼吸こきゅうつないでいるのかな。

けそうでけなくてふかよるそこしずんでるあたしを、
いまでもたしかにつきらしてる。
いつだってどこだって、にたいくらいあたしはあたしで、
だから結局けっきょくあたしはきみあいしてしまうって、

わかってるよ。

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曲名:放物線 歌手:For Tracy Hyde