サハリンの 女おんなの血ちが混まじる
おまえの素肌すはだは あたたかかった
吹雪ふぶき舞まいこむ 岬みさきの宿やどの
寝物語ねものがたりは 忘わすれないぜ
北きたの岬みさきで 生いきて行いくには
抱だいて抱だかれて 眠ねむるだけ
ああ白しろい暗くらやみ 氷雪ひょうせつ海峡かいきょう
窓まどから見みえてた オホーツク
おまえの昔むかしに そっくりだった
胸むねのひびわれ 岬みさきの春はるに
花はなが咲さくのは いつのことか
北きたの岬みさきで 生いきて行いくには
甘あまい恋こいなど 邪魔じゃまなだけ
ああ恋こいを葬はふりう 氷雪ひょうせつ海峡かいきょう
生いきてる事ことすら 切せつなくて
さすらう旅路たびじで おまえに逢あった
海鳴うみなりきこえりゃ 抱だきあうだけだよ
言いったおまえを 忘わすれないぜ
北きたの岬みさきを 思おもい出だすたび
おれも死しぬ時ときゃ きっと行いく
ああおれとおまえの 氷雪ひょうせつ海峡かいきょう
サハリンsaharinのno 女onnaのno血chiがga混majiるru
おまえのomaeno素肌suhadaはha あたたかかったatatakakatta
吹雪fubuki舞maいこむikomu 岬misakiのno宿yadoのno
寝物語nemonogatariはha 忘wasuれないぜrenaize
北kitaのno岬misakiでde 生iきてkite行iくにはkuniha
抱daいてite抱daかれてkarete 眠nemuるだけrudake
ああaa白shiroいi暗kuraやみyami 氷雪hyousetsu海峡kaikyou
窓madoからkara見miえてたeteta オホohoーツクtsuku
おまえのomaeno昔mukashiにni そっくりだったsokkuridatta
胸muneのひびわれnohibiware 岬misakiのno春haruにni
花hanaがga咲saくのはkunoha いつのことかitsunokotoka
北kitaのno岬misakiでde 生iきてkite行iくにはkuniha
甘amaいi恋koiなどnado 邪魔jamaなだけnadake
ああaa恋koiをwo葬hafuriうu 氷雪hyousetsu海峡kaikyou
生iきてるkiteru事kotoすらsura 切setsuなくてnakute
さすらうsasurau旅路tabijiでde おまえにomaeni逢aったtta
海鳴uminaりきこえりゃrikikoerya 抱daきあうだけだよkiaudakedayo
言iったおまえをttaomaewo 忘wasuれないぜrenaize
北kitaのno岬misakiをwo 思omoいi出daすたびsutabi
おれもoremo死shiぬnu時tokiゃxya きっとkitto行iくku
ああおれとおまえのaaoretoomaeno 氷雪hyousetsu海峡kaikyou