妻籠の宿 歌詞 藤圭子 ふりがな付

君きみの生活せいかつには 青春せいしゅんはないでしょう
ならば妻籠つまごの宿しゅくへおいで
もしもオケラならば 線路せんろづたいに歩あるいて
ときどき木曽川きそがわなどを目当めあてに
せみの子守唄こもりうたに 浮うき世よを忘わすれ 子こどもみたいに
あー昼寝ひるねの一日いちにち 夢ゆめの中なかでは おふくろの膝ひざに 甘あまえて
君きみの生活せいかつには 青春せいしゅんはないでしょう ならば妻籠つまかごの宿やどへおいで

君きみはイチゴの花はな 見みた事ことはないでしょう ならば妻籠つまかごの宿やどへおいで
そして忘わすれがちな心こころの安やすらぎ作づくりって そよ吹ふく小風こかぜの中なかにひたろう
赤あかいカブト虫むしに 鉢巻はちまきしめて 相撲すもう取とらせる
あー悪戯いたずらの一日いちにち そして飽あきたら 徳利とっくりの酒さけに 溺おぼれて
君きみはイチゴの花はな 見みた事ことはないでしょう ならば妻籠つまかごの宿やどへおいで

せみの子守唄こもりうたに 浮うき世よを忘わすれ 子こどもみたいに
あー悪戯いたずらの一日いちにち 夢ゆめの中なかでは おふくろの膝ひざに 甘あまえて
君きみの生活せいかつには 青春せいしゅんはないでしょう ならば妻籠つまかごの宿やどへおいで