あれは二十歳はたちの頃ころさ
ぼくは初はじめて知しった
君きみとめぐり逢あって 愛あいすることを
君きみはぼくよりたしか
二ふたつ年上としうえだった
恋こいに泣ないたことの ある人ひとだった
二人ふたりで借かりた小ちいさなアパート
本ほんのほかに何一なにひとつ 部屋へやにはなかったね
朝あさの光ひかりの中なかで ぼくはまどろみながら
君きみに甘あまえたくて 泣ないていたよ
あれは二十歳はたちの頃ころさ
ぼくは初はじめて知しった
愛あいを失なくす時ときの 心こころの痛いたみ
ほんの小ちいさなことで
ぼくと喧嘩けんかをしたら
君きみは部屋へやを棄すてて 帰かえらなかった
涙なみだでぼくも棄すてたよアパート
本ほんのほかに何一なにひとつ 荷物にもつはなかったよ
時ときはながれたけれど 君きみによく似にた人ひとと
街まちで出逢であう度たびに 胸むねがいたむ
あれはareha二十歳hatachiのno頃koroさsa
ぼくはbokuha初hajiめてmete知shiったtta
君kimiとめぐりtomeguri逢aってtte 愛aiすることをsurukotowo
君kimiはぼくよりたしかhabokuyoritashika
二futaつtsu年上toshiueだったdatta
恋koiにni泣naいたことのitakotono あるaru人hitoだったdatta
二人futariでde借kaりたrita小chiiさなsanaアパapaートto
本honのほかにnohokani何一nanihitoつtsu 部屋heyaにはなかったねnihanakattane
朝asaのno光hikariのno中nakaでde ぼくはまどろみながらbokuhamadorominagara
君kimiにni甘amaえたくてetakute 泣naいていたよiteitayo
あれはareha二十歳hatachiのno頃koroさsa
ぼくはbokuha初hajiめてmete知shiったtta
愛aiをwo失naくすkusu時tokiのno 心kokoroのno痛itaみmi
ほんのhonno小chiiさなことでsanakotode
ぼくとbokuto喧嘩kenkaをしたらwoshitara
君kimiはha部屋heyaをwo棄suててtete 帰kaeらなかったranakatta
涙namidaでぼくもdebokumo棄suてたよtetayoアパapaートto
本honのほかにnohokani何一nanihitoつtsu 荷物nimotsuはなかったよhanakattayo
時tokiはながれたけれどhanagaretakeredo 君kimiによくniyoku似niたta人hitoとto
街machiでde出逢deaうu度tabiにni 胸muneがいたむgaitamu