陽のあたる場所から 歌詞 今井美樹 ふりがな付

そこには名なもない花はなが咲さいていて
あの日ひ小ちいさな幸しあわせを運はこんできました

それなのに星ほしは輝かがやきを失なくし
やがて暗闇くらやみが二人ふたりを閉とじ込こめてゆく

ああ 止とめどない涙なみだもそのままに抱だきしめて

愛あいした年月ねんげつが私わたしたちに教おしえてくれるよ
誰だれよりそれぞれが代かわりのない一人ひとりの人ひとだと

役目やくめが終おわって花はなびらは散ちるわ
けれど春はるが来きてまた花はなを咲さかせるでしょう

ああ 誰だれもがすべてを背負せおうほど強つよくない

心こころ解とき放はなち 泣なきくずれるあなたをこの手てに
そっと抱だいたとき 子供こどものような匂においがしました

正ただしさもそして間違まちがいさえも
何処どこにもないから

愛あいした年月ねんげつが私わたしたちに教おしえてくれるよ
誰だれよりそれぞれが代かわりのない一人ひとりの人ひとだと

誰だれにも代かわれないただ一人ひとりの人ひとだよと