どうせいつか失うしなう命いのちなら
遣つかわず守まもる理由りゆうもない
花はなといえども時代じだいの徒花あだばな
足掻あがけ枯かれるまで
歩あるけど歩あるけど 足踏あしぶみは続つづく
望のぞんだ かの地ちは 遥はるか朧おぼろに
探さがせど探さがせど 偽物にせものばかりで
求もとめる 答こたえは ここにも無なかった
君きみの顔かおした鬼おにが嗤わらった
「お前まえに未来みらいは無ない」と語かたった
今いまを変かえれば明日あしたも変かわる
爪つめを齧かじって
どうせいつか失うしなう命いのちなら
遣つかわず守まもる理由りゆうもない
咲さかぬならばただ根ねを下おろして
ここで枯かれるまで
差さし伸のべられたその手てを払はらって
気けだるい足あしで少すこしずつ前まえへ
それでも先さきに何なにかあるんだと
強つよく祈いのった
どうせいつか失うしなう命いのちなら
遣つかわず守まもる理由りゆうもない
花はなといえども時代じだいの徒花あだばな
足掻あがけ枯かれるまで
ゆっくりと迫せまりくる終焉おわりを
乗のり越こえる意思いしあればこそ
腐くさりゆくものを横目よこめにして
道みちは続つづいていく
どうせいつかdouseitsuka失ushinaうu命inochiならnara
遣tsukaわずwazu守mamoるru理由riyuuもないmonai
花hanaといえどもtoiedomo時代jidaiのno徒花adabana
足掻agaけke枯kaれるまでrerumade
歩aruけどkedo歩aruけどkedo 足踏ashibuみはmiha続tsuduくku
望nozoんだnda かのkano地chiはha 遥haruかka朧oboroにni
探sagaせどsedo探sagaせどsedo 偽物nisemonoばかりでbakaride
求motoめるmeru 答kotaえはeha ここにもkokonimo無naかったkatta
君kimiのno顔kaoしたshita鬼oniがga嗤waraったtta
「おo前maeにni未来miraiはha無naいi」とto語kataったtta
今imaをwo変kaえればereba明日ashitaもmo変kaわるwaru
爪tsumeをwo齧kajiってtte
どうせいつかdouseitsuka失ushinaうu命inochiならnara
遣tsukaわずwazu守mamoるru理由riyuuもないmonai
咲saかぬならばただkanunarabatada根neをwo下oろしてroshite
ここでkokode枯kaれるまでrerumade
差saしshi伸noべられたそのberaretasono手teをwo払haraってtte
気keだるいdarui足ashiでde少sukoしずつshizutsu前maeへhe
それでもsoredemo先sakiにni何naniかあるんだとkaarundato
強tsuyoくku祈inoったtta
どうせいつかdouseitsuka失ushinaうu命inochiならnara
遣tsukaわずwazu守mamoるru理由riyuuもないmonai
花hanaといえどもtoiedomo時代jidaiのno徒花adabana
足掻agaけke枯kaれるまでrerumade
ゆっくりとyukkurito迫semaりくるrikuru終焉owariをwo
乗noりri越koえるeru意思ishiあればこそarebakoso
腐kusaりゆくものをriyukumonowo横目yokomeにしてnishite
道michiはha続tsuduいていくiteiku