石仏 歌詞 河島英五 ふりがな付

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よみ:せきぶつ

石仏 歌詞

河島英五

1977.12.21 リリース
作詞
河島英五
作曲
河島英五
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やまおくみちのはずれの
ちいさないしほとけ
何百なんびゃくねんむかしから
ときながれを じっとていた
子供こどもなせた 母親ははおや
なみだかためて つくったか
いくさんだ おとこため
いくさ うらんで つくったか
おんなおかした あわれなおとこ
やむにやまれず つくったか
きてることかなしみを
背負せおいきれずに つくったか
だけどこれは
どこかのお金持かねもちが
つくったものではないだろう

いくたび季節きせつうつかわりのなか
よろこびをかちあってきただろう
ゆきもれ 雨風あめかぜにうたれ
かなしみを かちあってきただろう
だから こんなにしっかりと
じている

いくたび季節きせつうつかわりのなか
よろこびをかちあってきただろう
ゆきもれ 雨風あめかぜにうたれ
かなしみを かちあってきただろう
だから こんなにしっかりと
じている

石仏 / 河島英五 の歌詞へのレビュー

男性

山の祠

2022/07/21 13:50

河島英五さんの歌は一瞬で時代を遡ってしまう事があります。
静かなギターのイントロに始まりオカリナの音色でしょうか・・
懐かしい昭和の感覚がありました。
そして歌詞を聞いていくと人がぶち当たる深い悲しみを石仏が優しく癒す姿が浮かんできます。
『雪に埋もれ雨風にうたれ悲しみを分かちあってきただろう
だからこんなにしっかりと目を閉じている』
というあたりは日本昔話の笠地蔵を連想するが検索すると大分県国東半島 臼杵の石仏がモデルらしい。
心情面だけでなく、その曲の風景が物語のように見えてくる。
ノリのいいアップテンポなサウンドの他にこういう語りかけるような作品は河島英五独特の世界観があります。

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曲名:石仏 歌手:河島英五