旅のわすれもの 歌詞 河島英五 ふりがな付

もみあっているうちに頬ほおに傷きずつけた
同おなじ所ところに傷きずをつけて
顔かおを見合みあわせて 二人ふたり笑わらった
いさかいのつまらなさを恥はじるように
ブロック塀へいにもたれて
肩かたの力ちからをぬいたら
また泣なけた 雨あめの夜よる

青春せいしゅんは 同おなじ傷きずの痛いたみ
本当ほんとうはそっとして欲ほしかった
さらけだして さらけ合あって傷口きずぐちを
拡ひろげてしまう 若わかい暴力ぼうりょくさ

旅立たびだつお前まえを引ひき止とめはしない
二人ふたり離はなれた方ほうがいいさ
だけど お前まえの事ことを忘わすれない
かけがえのない時ときを共ともに過すごした
憎にくみ合あえたら
もっと楽らくだったね
ふりそそぐ 雨あめの夜よる

青春せいしゅんは違ちがう傷きずの痛いたみ
本当ほんとうはそっとして欲ほしかった
分わかり合あって 分わかち合あって 傷口きずぐちを
深ふかめてしまう 苦にがいやさしささ

青春せいしゅんは 同おなじ傷きずの痛いたみ
本当ほんとうはそっとして欲ほしかった
さらけだして さらけ合あって傷口きずぐちを
拡ひろげてしまう 若わかい暴力ぼうりょくさ