阿蘇あそのやまなみ涙なみだでみつめ
ひとりで来きました山やまの宿やど
日暮ひぐれ湯布院ゆふいん湯ゆのかおり
対ついの浴衣ゆかたに眼めをやれば
別わかれの決心けっしんがまた鈍にぶる
膝ひざを崩くずして淋さびしく酔よって
ふたりの想おもい出で指ゆびで折おる
いで湯ゆ湯布院ゆふいん星月夜ほしづきよ
今いまは添そえない男おとこだけど
倖しあわせだったわあの頃ころは
浅あさい眠ねむりに寝ねがえりうてば
あなたが夜明よあけの夢ゆめにでる
旅たびの湯布院ゆふいん朝霧あさぎりの海うみ
胸むねの迷まよいが晴はれたなら
も一度いちどあなたに帰かえりたい
阿蘇asoのやまなみnoyamanami涙namidaでみつめdemitsume
ひとりでhitoride来kiましたmashita山yamaのno宿yado
日暮higuれre湯布院yufuin湯yuのかおりnokaori
対tsuiのno浴衣yukataにni眼meをやればwoyareba
別wakaれのreno決心kesshinがまたgamata鈍nibuるru
膝hizaをwo崩kuzuしてshite淋sabiしくshiku酔yoってtte
ふたりのfutarino想omoいi出de指yubiでde折oるru
いでide湯yu湯布院yufuin星月夜hoshidukiyo
今imaはha添soえないenai男otokoだけどdakedo
倖shiawaせだったわあのsedattawaano頃koroはha
浅asaいi眠nemuりにrini寝neがえりうてばgaeriuteba
あなたがanataga夜明yoaけのkeno夢yumeにでるnideru
旅tabiのno湯布院yufuin朝霧asagiriのno海umi
胸muneのno迷mayoいがiga晴haれたならretanara
もmo一度ichidoあなたにanatani帰kaeりたいritai