雨の風景 歌詞 寺尾聰 ふりがな付

雨降あめふる夢ゆめは シャワーの音おとさ
まくらに顔かおを うずめなおす
彼女かのじょ いつのまにか
スーツケースかかえ
短みじかい恋こいの扉とびらを閉とじる

別離わかれはいつも 雨あめの風景ふうけい
ワイパー止とめた 車くるまの中なかで
貴方あなたの声こえがナイフになる
愛あいは いつのまにか
この腕うでをすりぬけて
ふと振ふり向むくと ひとりに戻もどる

別離わかれはいつも 雨あめの風景ふうけい
海辺うみべの部屋へやで 雨あめを見みていた
ひと夏なつだけと決きめてた恋こい
それが いつのまにか
こころまで奪うばわれて
気付きづいた時ときに あなたはいない

別離わかれはいつも 雨あめの風景ふうけい
舗道ほどうをたたく 雫しずくに濡ぬれて
誰だれかと消きえるあなたの影かげ
雨あめはいつのまにか
想おもい出でに浸しみ込こんで
哀かなしみさえも 見慣みなれた場面ばめん

別離わかれはいつも 雨あめの風景ふうけい
別離わかれはいつも 雨あめの風景ふうけい
別離わかれはいつも 雨あめの風景ふうけい