哀かなしい歌うたをふいに思おもい出だした
夏なつの毛布もうふにもぐり込こんだ夜よるなのに
冷つめたい雨あめに足あしを速はやめても
失なくしたものに届とどかないと泣ないていた 君きみの歌うた
家いえに帰かえる道みちでは指ゆびを離はなせずに
遠とおい電車でんしゃの音おと 優やさしい海鳴うみなりに変かえた
二人ふたりで
子供こどもの頃ころに読よんだindioの南みなみへ
船ふねの出でる時間じかんを二人ふたりでほら、書かいたノート
乾かわいた風かぜに翳かげり無ない太陽たいよう
幻まぼろしの大地だいちを私わたしだけが彷徨さまよってる 今いまも
君きみのくれたもの忘わすれたくなくて
遠とおい海鳴うみなりに耳みみを澄すます
一人ひとりで
哀kanaしいshii歌utaをふいにwofuini思omoいi出daしたshita
夏natsuのno毛布moufuにもぐりnimoguri込koんだnda夜yoruなのにnanoni
冷tsumeたいtai雨ameにni足ashiをwo速hayaめてもmetemo
失naくしたものにkushitamononi届todoかないとkanaito泣naいていたiteita 君kimiのno歌uta
家ieにni帰kaeるru道michiではdeha指yubiをwo離hanaせずにsezuni
遠tooいi電車densyaのno音oto 優yasaしいshii海鳴uminaりにrini変kaえたeta
二人futariでde
子供kodomoのno頃koroにni読yoんだndaindioのno南minamiへhe
船funeのno出deるru時間jikanをwo二人futariでほらdehora、書kaいたitaノnoートto
乾kawaいたita風kazeにni翳kageりri無naいi太陽taiyou
幻maboroshiのno大地daichiをwo私watashiだけがdakega彷徨samayoってるtteru 今imaもmo
君kimiのくれたものnokuretamono忘wasuれたくなくてretakunakute
遠tooいi海鳴uminaりにrini耳mimiをwo澄suますmasu
一人hitoriでde