雨あめがひと粒つぶ くちびるを
濡ぬらしてあなたを 想おもう夜よる
東京とうきょうしぐれに 追おわれるように
いっそこの町まち 捨すてたなら
あなた捜さがして くれますか
哀かなしい夢ゆめですね あゝああ恋こいみれん
命いのちすべてで 尽つくすほど
重荷おもにになるのね 男おとこには
東京とうきょうしぐれに あなたは消きえて
どこの軒端のきばで 雨宿あまやどり
熱あついお酒さけに 誘さそわれて
涙なみだが止とまらない あゝああ恋こいみれん
おんな心ごころの 寂さびしさに
思おもい出で寄より添そう ひとり傘がさ
東京とうきょうしぐれの 灯あかりの向むこう
どこか似にている うしろ影かげ
いつかあなたが 戻もどるまで
切せつなさ終おわらない あゝああ恋こいみれん
雨ameがひとgahito粒tsubu くちびるをkuchibiruwo
濡nuらしてあなたをrashiteanatawo 想omoうu夜yoru
東京toukyouしぐれにshigureni 追oわれるようにwareruyouni
いっそこのissokono町machi 捨suてたならtetanara
あなたanata捜sagaしてshite くれますかkuremasuka
哀kanaしいshii夢yumeですねdesune あゝaa恋koiみれんmiren
命inochiすべてでsubetede 尽tsuくすほどkusuhodo
重荷omoniになるのねninarunone 男otokoにはniha
東京toukyouしぐれにshigureni あなたはanataha消kiえてete
どこのdokono軒端nokibaでde 雨宿amayadoりri
熱atsuいおio酒sakeにni 誘sasoわれてwarete
涙namidaがga止toまらないmaranai あゝaa恋koiみれんmiren
おんなonna心gokoroのno 寂sabiしさにshisani
思omoいi出de寄yoりri添soうu ひとりhitori傘gasa
東京toukyouしぐれのshigureno 灯akaりのrino向muこうkou
どこかdokoka似niているteiru うしろushiro影kage
いつかあなたがitsukaanataga 戻modoるまでrumade
切setsuなさnasa終owaらないranai あゝaa恋koiみれんmiren