三さん年前ねんまえの春はるの日ひでした
あなたは突然とつぜん引ひっ越こしをして
部屋へやには一枚いちまいの絵えがありました
モジリアニの少女しょうじょ
瞳ひとみのない眼めで私わたしをみつめ
首くびをちょっぴり傾かたむけて
置おいてゆかれた淋さびしさに
二人ふたりで抱だきしめ合あいました
ひとり暮ぐらして二年にねんが過すぎて
あなたのことなど忘わすれてました
ところがあなたは手紙てがみをくれた
モジリアニの少女しょうじょ
瞳ひとみのない眼めで私わたしをみつめ
首くびをちょっぴり傾かたむけて
二度にどと戻もどっちゃいけないと
私わたしを抱だきしめ言いいました
三san年前nenmaeのno春haruのno日hiでしたdeshita
あなたはanataha突然totsuzen引hiっxtu越koしをしてshiwoshite
部屋heyaにはniha一枚ichimaiのno絵eがありましたgaarimashita
モジリアニmojirianiのno少女syoujo
瞳hitomiのないnonai眼meでde私watashiをみつめwomitsume
首kubiをちょっぴりwochoppiri傾katamuけてkete
置oいてゆかれたiteyukareta淋sabiしさにshisani
二人futariでde抱daきしめkishime合aいましたimashita
ひとりhitori暮guらしてrashite二年ninenがga過suぎてgite
あなたのことなどanatanokotonado忘wasuれてましたretemashita
ところがあなたはtokorogaanataha手紙tegamiをくれたwokureta
モジリアニmojirianiのno少女syoujo
瞳hitomiのないnonai眼meでde私watashiをみつめwomitsume
首kubiをちょっぴりwochoppiri傾katamuけてkete
二度nidoとto戻modoっちゃいけないとtchaikenaito
私watashiをwo抱daきしめkishime言iいましたimashita