もう君きみにあえるのは この一枚いちまいの写真しゃしんだけ
20歳はたちになった記念きねん写真しゃしんを 海辺うみべの夏なつに残のこしたね
あの頃ころは タクシーに乗のることさえぜいたくで
寒さむい夜よるを 君きみの部屋へやまで 川沿かわぞいの道みち 歩あるいたね
冷ひえた手てを 重かさね合あって
ストーヴにかざした
あー あー
あの時ときに君きみとギターで つくった愛あいのうた
もう二度にどと戻もどれない日々ひび 風かぜと唄うたうだけ
思おもい出では 何なにもかも 美うつくしく変かえてゆくけど
明日あしたもなく お金かねもなく 二人ふたりだけのあの頃ころに
ひとり君きみを 残のこしてきた
そんな思おもいがして
あー あー
ストーヴのあの暖あたたかい 明あかりに照てらされた
横顔よこがおに言いい忘わすれてた 「愛あいしている」と
人ひとはみな
ふたつの道みちは歩あるけないから
ラジオから きこえるよ
君きみとつくった 愛あいのうた
掌てのひらの中なか 覚おぼえているよ
ぬくもりをくれたストーヴ
もうmou君kimiにあえるのはniaerunoha このkono一枚ichimaiのno写真syashinだけdake
20歳hatachiになったninatta記念kinen写真syashinをwo 海辺umibeのno夏natsuにni残nokoしたねshitane
あのano頃koroはha タクシtakushiーにni乗noることさえぜいたくでrukotosaezeitakude
寒samuいi夜yoruをwo 君kimiのno部屋heyaまでmade 川沿kawazoいのino道michi 歩aruいたねitane
冷hiえたeta手teをwo 重kasaねne合aってtte
ストsutoーヴヴにかざしたnikazashita
あaー あaー
あのano時tokiにni君kimiとtoギタgitaーでde つくったtsukutta愛aiのうたnouta
もうmou二度nidoとto戻modoれないrenai日々hibi 風kazeとto唄utaうだけudake
思omoいi出deはha 何naniもかもmokamo 美utsukuしくshiku変kaえてゆくけどeteyukukedo
明日ashitaもなくmonaku おo金kaneもなくmonaku 二人futariだけのあのdakenoano頃koroにni
ひとりhitori君kimiをwo 残nokoしてきたshitekita
そんなsonna思omoいがしてigashite
あaー あaー
ストsutoーヴヴのあのnoano暖atataかいkai 明aかりにkarini照teらされたrasareta
横顔yokogaoにni言iいi忘wasuれてたreteta 「愛aiしているshiteiru」とto
人hitoはみなhamina
ふたつのfutatsuno道michiはha歩aruけないからkenaikara
ラジオrajioからkara きこえるよkikoeruyo
君kimiとつくったtotsukutta 愛aiのうたnouta
掌tenohiraのno中naka 覚oboえているよeteiruyo
ぬくもりをくれたnukumoriwokuretaストsutoーヴヴ