古ふるい上着うわぎを 捨すてて船ふねに乗のる
男おとこの背中せなかに 頬ほおつけて
ひとつだけ たのみます この恋こいを
離はなれて果はてに 旅たびする人ひとの
夢ゆめの命いのちが 枯かれないように
踊おどれ 踊おどれ 海蛍うみほたる
遠とおい潮鳴しおなり 抱だいて待まっている
女おんなの耳みみに 唄うたしぐれ
ひとつだけ つたえます この恋こいを
波なみより遠とおく 旅たびする人ひとの
夢ゆめの蕾つぼみが 弾はじけるように
踊おどれ 踊おどれ 海蛍うみほたる
雪ゆきも降ふらずに 海うみに舞まいさかる
蛍ほたるの明あかり きらきらと
ひとつだけ とどけます この恋こいを
掴つかんで強つよく 旅たびする人ひとの
夢ゆめの嵐あらしが 吹ふき巻まくように
踊おどれ 踊おどれ 海蛍うみほたる
古furuいi上着uwagiをwo 捨suててtete船funeにni乗noるru
男otokoのno背中senakaにni 頬hooつけてtsukete
ひとつだけhitotsudake たのみますtanomimasu このkono恋koiをwo
離hanaれてrete果haてにteni 旅tabiするsuru人hitoのno
夢yumeのno命inochiがga 枯kaれないようにrenaiyouni
踊odoれre 踊odoれre 海蛍umihotaru
遠tooいi潮鳴shionaりri 抱daいてite待maっているtteiru
女onnaのno耳mimiにni 唄utaしぐれshigure
ひとつだけhitotsudake つたえますtsutaemasu このkono恋koiをwo
波namiよりyori遠tooくku 旅tabiするsuru人hitoのno
夢yumeのno蕾tsubomiがga 弾hajiけるようにkeruyouni
踊odoれre 踊odoれre 海蛍umihotaru
雪yukiもmo降fuらずにrazuni 海umiにni舞maいさかるisakaru
蛍hotaruのno明aかりkari きらきらとkirakirato
ひとつだけhitotsudake とどけますtodokemasu このkono恋koiをwo
掴tsukaんでnde強tsuyoくku 旅tabiするsuru人hitoのno
夢yumeのno嵐arashiがga 吹fuきki巻maくようにkuyouni
踊odoれre 踊odoれre 海蛍umihotaru