ああ あの顔かおで あの声こえで
手柄てがらたのむと 妻つまや子こが
ちぎれる程ほどに 振ふった旗はた
遠とおい雲間くもまに また浮うかぶ
ああ 堂々どうどうの 輸送船ゆそうせん
さらば祖国そこくよ 栄さかえあれ
遥はるかに拝おがむ 宮城みやぎの
空そらに誓ちかった この決意けつい
ああ 傷きずついた この馬うまと
飲のまず食くわずの 日ひも三日みっか
捧ささげた生命いのち これまでと
月つきの光ひかりで 走はしり書がき
ああ あの山やまも この川かわも
赤あかい 忠義ちゅうぎの血ちがにじむ
故郷ふるさとまでとどけ 暁あかつきに
あげる興亜こうあの この凱歌がいか
ああaa あのano顔kaoでde あのano声koeでde
手柄tegaraたのむとtanomuto 妻tsumaやya子koがga
ちぎれるchigireru程hodoにni 振fuったtta旗hata
遠tooいi雲間kumomaにni またmata浮uかぶkabu
ああaa 堂々doudouのno 輸送船yusousen
さらばsaraba祖国sokokuよyo 栄sakaえあれeare
遥haruかにkani拝ogaむmu 宮城miyagiのno
空soraにni誓chikaったtta このkono決意ketsui
ああaa 傷kizuついたtsuita このkono馬umaとto
飲noまずmazu食kuわずのwazuno 日hiもmo三日mikka
捧sasaげたgeta生命inochi これまでとkoremadeto
月tsukiのno光hikariでde 走hashiりri書gaki
ああaa あのano山yamaもmo このkono川kawaもmo
赤akaいi 忠義chuugiのno血chiがにじむganijimu
故郷furusatoまでとどけmadetodoke 暁akatsukiにni
あげるageru興亜kouaのno このkono凱歌gaika