君の名は 歌詞
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
その人ひとの 名なも知しらず
今日きょう砂山さざんに ただひとり来きて
浜昼顔はまひるがおに きいてみる
夜霧よぎりの街まち 思おもい出での橋はしよ
すぎた日ひの あの夜よるが
ただなんとなく 胸むねにしみじみ
東京とうきょう恋こいしや 忘わすれられぬ
海うみのはてに 満月まんげつが出でたよ
浜木綿はまゆうの 花はなの香こうに
海女あまは真珠しんじゅの 涙なみだほろほろ
夜よるの汽笛きてきが かなしいか
馬骨
2022/10/12 03:50
戦後の落としご美空ひばりが昭和20年5月24日の東京大空襲の物語「君の名」を唄っているのである・・銭湯を空にしたこの物語と歌は今では語る人も少なくなったであろうが、偶然数寄屋橋で命を取り留めた二人が半年後の24日に会う約束をしたのであるが、その時男性が「君の名は」と聞いたが、彼女は名も告げずに故郷へ帰ってしまった、すれ違いで逢えず、一年半後に逢えた時はすでに彼女は嫁に行く身になっていた、彼女の愛した人は数寄屋橋の彼一人であった・・