春はるの魚さかなたちは どこへ 消きえていった
踊おどるように 泳およいでいたのに
海うみの匂においさせて
あの日ひ 細ほそい川かわへ
帰かえりついた あの魚さかなたち
まぼろし みたいに 覚おぼえている
川かわから はじまる 花はなの季節きせつ
春はるの魚さかなたちは どこへ 消きえていった
遠とおい生うまれ故郷こきょう 捨すてたか
青あおい水みずを求もとめ
いつか 死しにたえたか
誰だれも あとの便たより 知しらない
ほのかな ひとりの 恋こいもあった
あの日ひのふるさと 風かぜのうわさ
春haruのno魚sakanaたちはtachiha どこへdokohe 消kiえていったeteitta
踊odoるようにruyouni 泳oyoいでいたのにideitanoni
海umiのno匂nioいさせてisasete
あのano日hi 細hosoいi川kawaへhe
帰kaeりついたritsuita あのano魚sakanaたちtachi
まぼろしmaboroshi みたいにmitaini 覚oboえているeteiru
川kawaからkara はじまるhajimaru 花hanaのno季節kisetsu
春haruのno魚sakanaたちはtachiha どこへdokohe 消kiえていったeteitta
遠tooいi生umaれre故郷kokyou 捨suてたかtetaka
青aoいi水mizuをwo求motoめme
いつかitsuka 死shiにたえたかnitaetaka
誰dareもmo あとのatono便tayoりri 知shiらないranai
ほのかなhonokana ひとりのhitorino 恋koiもあったmoatta
あのano日hiのふるさとnofurusato 風kazeのうわさnouwasa