煤すすの付つきようで 年季ねんきが判わかる
路地ろじの酒場さかばも 人ひとの世よも
俄にわかづくりじゃ 身みにつかないわ
しあわせ 寄より道みち まわり道みち
苦労くろう積荷つみにを 肩先かたさきに
ふたり寄より添そう おしどり春秋しゅんじゅう
涙なみだもろさは あなたも同おなじ
我慢がまん強つよさも また同おなじ
せめて注そそがせて この私わたしにも
お酒さけをはさんで 水入みずいらず
持もちつ持もたれつ いつまでも
ついて行いきます おしどり春秋しゅんじゅう
命いのちふたつを ひとつに束たばね
三十路みそじ四十路よそじを 越こえてきた
耐たえて始はじめて 花実はなみを結むすぶ
明日あすが見みえます この先さきに
一期一会いちごいちえの この縁えん
ふたり夢ゆめ追おう おしどり春秋しゅんじゅう
煤susuのno付tsuきようでkiyoude 年季nenkiがga判wakaるru
路地rojiのno酒場sakabaもmo 人hitoのno世yoもmo
俄niwakaづくりじゃdukurija 身miにつかないわnitsukanaiwa
しあわせshiawase 寄yoりri道michi まわりmawari道michi
苦労kurou積荷tsuminiをwo 肩先katasakiにni
ふたりfutari寄yoりri添soうu おしどりoshidori春秋syunjuu
涙namidaもろさはmorosaha あなたもanatamo同onaじji
我慢gaman強tsuyoさもsamo またmata同onaじji
せめてsemete注sosoがせてgasete このkono私watashiにもnimo
おo酒sakeをはさんでwohasande 水入mizuiらずrazu
持moちつchitsu持moたれつtaretsu いつまでもitsumademo
ついてtsuite行iきますkimasu おしどりoshidori春秋syunjuu
命inochiふたつをfutatsuwo ひとつにhitotsuni束tabaねne
三十路misoji四十路yosojiをwo 越koえてきたetekita
耐taえてete始hajiめてmete 花実hanamiをwo結musuぶbu
明日asuがga見miえますemasu このkono先sakiにni
一期一会ichigoichieのno このkono縁en
ふたりfutari夢yume追oうu おしどりoshidori春秋syunjuu