いのち煌々こうこう 燃もやしてみても
雪虫ゆきむしはかない 北きたの虫むし
みれん面影おもかげ 抱だきしめて
ここまで流ながれて 来きたわたし
逢あいたい 逢あいたい 逢あいたいよ
小樽おたる 色内いろない 秋あき化粧げしょう
恋こいのうすれ陽ひ 名残なごりの秋あきを
あなたと一緒いっしょに 暮くらしたい
紅葉もみじあかりの 風かぜの中なか
雪虫ゆきむし舞まえば 冬ふゆ仕度じたく
淋さびしい 淋さびしい 淋さびしいよ
小樽おたる 忍路しのびじ おんな町まち
鰊かど御殿ごてんの 格子戸こうしど抜ぬけて
わたしのおんなが 遠とお去ざかる
あとは追おうまい 流ながれまい
雪虫ゆきむし お前まえも泣なかないで
泣なかない 泣なかない 泣なかないよ
小樽おたる 蟹かに宿やど 爪つめを噛かむ
いのちinochi煌々koukou 燃moやしてみてもyashitemitemo
雪虫yukimushiはかないhakanai 北kitaのno虫mushi
みれんmiren面影omokage 抱daきしめてkishimete
ここまでkokomade流nagaれてrete 来kiたわたしtawatashi
逢aいたいitai 逢aいたいitai 逢aいたいよitaiyo
小樽otaru 色内ironai 秋aki化粧gesyou
恋koiのうすれnousure陽hi 名残nagoりのrino秋akiをwo
あなたとanatato一緒issyoにni 暮kuらしたいrashitai
紅葉momijiあかりのakarino 風kazeのno中naka
雪虫yukimushi舞maえばeba 冬fuyu仕度jitaku
淋sabiしいshii 淋sabiしいshii 淋sabiしいよshiiyo
小樽otaru 忍路shinobiji おんなonna町machi
鰊kado御殿gotenのno 格子戸koushido抜nuけてkete
わたしのおんながwatashinoonnaga 遠too去zaかるkaru
あとはatoha追oうまいumai 流nagaれまいremai
雪虫yukimushi おo前maeもmo泣naかないでkanaide
泣naかないkanai 泣naかないkanai 泣naかないよkanaiyo
小樽otaru 蟹kani宿yado 爪tsumeをwo噛kaむmu