陽射ひざしは 水みずの底そこまで 折おれ曲まがるようにして届とどいた
そこにまるで探さがしていたものが あったかのようにね
水色みずいろのフィルターを通とおして 僕ぼくは世界せかいを見みていた
揺ゆらぐ視線しせんのずっと先さきに 繰くり返かえされる悲かなしみも
目映まばゆい夏なつの風かぜは 穏おだやかに過すぎていく
やわらかな波なみに たゆたう痛いたみを置おき去ざりにしながら
楽たのしそうに笑わらう子こども達たち 光ひかりのプールが包つつみこむ
僕ぼくは季節きせつに浮うかんだままで ただただ それを眺ながめていた
はしゃぎすぎる時間じかんと その向むこう側がわにある静寂しずけさ
夢ゆめと現実げんじつの狭間はざまで あなたの声こえが聞きこえた気きがした
目映まばゆい夏なつの午後ごごに いつか朽くちていく時とき
永遠えいえんなんてない だからこの瞬間しゅんかんが 愛いとしく思おもえるんだ
手てと手てが触ふれて二人ふたり 顔かおを見合みあわせた 光ひかりのプールに沈しずみ込こむ
きっと僕ぼくらがつかみたかったものは こんなありふれた日常にちじょうなんだ
楽たのしそうに笑わらう子こども達たち 光ひかりのプールが包つつみこむ
僕ぼくはあなたを離はなさないように 強つよく強つよく抱だきしめた
陽射hizaしはshiha 水mizuのno底sokoまでmade 折oれre曲maがるようにしてgaruyounishite届todoいたita
そこにまるでsokonimarude探sagaしていたものがshiteitamonoga あったかのようにねattakanoyounine
水色mizuiroのnoフィルタfirutaーをwo通tooしてshite 僕bokuはha世界sekaiをwo見miていたteita
揺yuらぐragu視線shisenのずっとnozutto先sakiにni 繰kuりri返kaeされるsareru悲kanaしみもshimimo
目映mabayuいi夏natsuのno風kazeはha 穏odaやかにyakani過suぎていくgiteiku
やわらかなyawarakana波namiにni たゆたうtayutau痛itaみをmiwo置oきki去zaりにしながらrinishinagara
楽tanoしそうにshisouni笑waraうu子koどもdomo達tachi 光hikariのnoプpuールruがga包tsutsuみこむmikomu
僕bokuはha季節kisetsuにni浮uかんだままでkandamamade ただただtadatada それをsorewo眺nagaめていたmeteita
はしゃぎすぎるhasyagisugiru時間jikanとto そのsono向muこうkou側gawaにあるniaru静寂shizukesa
夢yumeとto現実genjitsuのno狭間hazamaでde あなたのanatano声koeがga聞kiこえたkoeta気kiがしたgashita
目映mabayuいi夏natsuのno午後gogoにni いつかitsuka朽kuちていくchiteiku時toki
永遠eienなんてないnantenai だからこのdakarakono瞬間syunkanがga 愛itoしくshiku思omoえるんだerunda
手teとto手teがga触fuれてrete二人futari 顔kaoをwo見合miaわせたwaseta 光hikariのnoプpuールruにni沈shizuみmi込koむmu
きっとkitto僕bokuらがつかみたかったものはragatsukamitakattamonoha こんなありふれたkonnaarifureta日常nichijouなんだnanda
楽tanoしそうにshisouni笑waraうu子koどもdomo達tachi 光hikariのnoプpuールruがga包tsutsuみこむmikomu
僕bokuはあなたをhaanatawo離hanaさないようにsanaiyouni 強tsuyoくku強tsuyoくku抱daきしめたkishimeta