僕ぼくの中なかの僕ぼくをいつか 固かたいガラス瓶びんにつめて
陽ひの当あたる庭にわの花壇かだんに 子猫こねこと一緒いっしょに埋うめよう
水溜みずたまりに映うつる顔かおは 冷つめたい雨あめでぐしゃぐしゃに
ちぎれていった後あとに ただの色いろに変かわりだしたよ
赤あかい月つきを眺ながめてたから 泣なきたいほど僕ぼくの不安ふあんは
いつも記憶きおくの片隅かたすみに かさぶたみたいに残のこるよ
痛いたいくらい きれいだったけど 光ひかりの中なかの僕ぼくの影かげを
あの高たかい観覧車かんらんしゃで 誰だれか笑わらった気きがした
羊ひつじのぬいぐるみを着きたまま 痩やせた男おとこの子こが戯おどけて
吐はく息いきを白しろくさせて 祈いのるように手てを合あわせた
あの子こと空そらの間あいだには 透明とうめいな何なにかがあるから
きっと願ねがいは届とどかない 少すこし寒さむくなる遊園地ゆうえんち。
何なにもかも嘘うそになる、誰だれも居いなくなる。
僕ぼくの中なかの僕ぼくをいつか 固かたいガラス瓶びんにつめて
陽ひの当あたる庭にわの花壇かだんに 子猫こねこと一緒いっしょに埋うめよう
水溜みずたまりに映うつる顔かおは 冷つめたい雨あめでぐしゃぐしゃに
ちぎれていった後あとに ただの色いろに変かわりだしたよ
幻まぼろしのベルが鳴なり 景色けしきが霞かすみだせば
何なにもかも嘘うそになる、誰だれも居いなくなる。
僕ぼくの中なかの僕ぼくをいつか 固かたいガラス瓶びんにつめて
陽ひの当あたる庭にわの花壇かだんに 子猫こねこと一緒いっしょに埋うめよう
水溜みずたまりに映うつる顔かおは 冷つめたい雨あめでぐしゃぐしゃに
ちぎれていった後あとに ただの色いろに変かわりだしたよ
やさしく銀色ぎんいろの雨あめが 街まちのすべてに降ふりそそぐ
道みちのはじで探さがしていた 僕ぼくをやっと見付みつけた
イスの上うえに 花はなの上うえに 足あしが無ないロバの背中せなかに
細こまかい雨あめが降ふりそそぐ、僕ぼくの上うえにも。
僕bokuのno中nakaのno僕bokuをいつかwoitsuka 固kataいiガラスgarasu瓶binにつめてnitsumete
陽hiのno当aたるtaru庭niwaのno花壇kadanにni 子猫konekoとto一緒issyoにni埋uめようmeyou
水溜mizutamaりにrini映utsuるru顔kaoはha 冷tsumeたいtai雨ameでぐしゃぐしゃにdegusyagusyani
ちぎれていったchigireteitta後atoにni ただのtadano色iroにni変kaわりだしたよwaridashitayo
赤akaいi月tsukiをwo眺nagaめてたからmetetakara 泣naきたいほどkitaihodo僕bokuのno不安fuanはha
いつもitsumo記憶kiokuのno片隅katasumiにni かさぶたみたいにkasabutamitaini残nokoるよruyo
痛itaいくらいikurai きれいだったけどkireidattakedo 光hikariのno中nakaのno僕bokuのno影kageをwo
あのano高takaいi観覧車kanransyaでde 誰dareかka笑waraったtta気kiがしたgashita
羊hitsujiのぬいぐるみをnonuigurumiwo着kiたままtamama 痩yaせたseta男otokoのno子koがga戯odoけてkete
吐haくku息ikiをwo白shiroくさせてkusasete 祈inoるようにruyouni手teをwo合aわせたwaseta
あのano子koとto空soraのno間aidaにはniha 透明toumeiなna何naniかがあるからkagaarukara
きっとkitto願negaいはiha届todoかないkanai 少sukoしshi寒samuくなるkunaru遊園地yuuenchi。
何naniもかもmokamo嘘usoになるninaru、誰dareもmo居iなくなるnakunaru。
僕bokuのno中nakaのno僕bokuをいつかwoitsuka 固kataいiガラスgarasu瓶binにつめてnitsumete
陽hiのno当aたるtaru庭niwaのno花壇kadanにni 子猫konekoとto一緒issyoにni埋uめようmeyou
水溜mizutamaりにrini映utsuるru顔kaoはha 冷tsumeたいtai雨ameでぐしゃぐしゃにdegusyagusyani
ちぎれていったchigireteitta後atoにni ただのtadano色iroにni変kaわりだしたよwaridashitayo
幻maboroshiのnoベルberuがga鳴naりri 景色keshikiがga霞kasuみだせばmidaseba
何naniもかもmokamo嘘usoになるninaru、誰dareもmo居iなくなるnakunaru。
僕bokuのno中nakaのno僕bokuをいつかwoitsuka 固kataいiガラスgarasu瓶binにつめてnitsumete
陽hiのno当aたるtaru庭niwaのno花壇kadanにni 子猫konekoとto一緒issyoにni埋uめようmeyou
水溜mizutamaりにrini映utsuるru顔kaoはha 冷tsumeたいtai雨ameでぐしゃぐしゃにdegusyagusyani
ちぎれていったchigireteitta後atoにni ただのtadano色iroにni変kaわりだしたよwaridashitayo
やさしくyasashiku銀色giniroのno雨ameがga 街machiのすべてにnosubeteni降fuりそそぐrisosogu
道michiのはじでnohajide探sagaしていたshiteita 僕bokuをやっとwoyatto見付mitsuけたketa
イスisuのno上ueにni 花hanaのno上ueにni 足ashiがga無naいiロバrobaのno背中senakaにni
細komaかいkai雨ameがga降fuりそそぐrisosogu、僕bokuのno上ueにもnimo。