流転 歌詞
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かけて三七さんしち 二十一目さいのめくずれ
浮世うきよかるたの 浮世うきよかるたの
浮沈うきしずみ
どうせ一度いちどは あの世よとやらへ
落おちて流ながれて 行いく身みじゃないか
鳴なくな夜明よあけの 鳴なくな夜明よあけの
渡わたり鳥どり
意地いじは男おとこよ 情なさけは女子おなご
ままになるなら 男おとこを捨すてて
俺おれも生いきたや 俺おれも生いきたや
恋こいのため
馬骨
2022/06/07 04:45
この歌は藤田正人の本領と言えるであろう・・浮世カルタの浮き沈み・・どうせ一度はあの世とやらへ・・特に最後は現代では死語になっている男の意地をスラリと言ってのけていいる・・ままになるなら男を捨てて、俺も生きたや俺も生きたや恋の為・・いいフレイズで何かと口から出る・・現代の若い男にはそんな意地を張る男など見当たらない・・青年が女の子の肩を抱いて街を歩いている・・二人はそれでいいが、ピリッとした美しさがない・・