血ちの色いろよりも なおまだ紅あかい
罪つみの香かおりの 寒椿かんつばき
火ひより激はげしく 雪ゆきより白しろく
愛あいし合あっても 何故なぜ許ゆるされぬ
北上川きたかみがわの風かぜよ吹ふけ吹ふけ、雪ゆきよ降ふれ降ふれ
命いのち、いのち散ちらせて……恋こいよ咲さけ
よろけて倒たおれ 抱だきかかえられ
二人ふたり寄より添そう 雪ゆき荒野こうや
笑顔えがお浮うかべて 手てに手てをとって
明日あしたは夫婦めおとさ あの世よとやらで
北上川きたかみがわの風かぜよ吹ふけ吹ふけ、雪ゆきよ降ふれ降ふれ
命いのち、いのち散ちらせて……恋こいよ咲さけ
契ちぎりの酒さけか 末期まつごの水みずか
命いのちからめて 口くちうつし
朱あかいしごきで 結むすんだ身体からだ
紅あかい絆きずなで 結むすんだ心こころ
北上川きたかみがわの風かぜよ吹ふけ吹ふけ、雪ゆきよ降ふれ降ふれ
命いのち、いのち散ちらせて……恋こいよ咲さけ
血chiのno色iroよりもyorimo なおまだnaomada紅akaいi
罪tsumiのno香kaoりのrino 寒椿kantsubaki
火hiよりyori激hageしくshiku 雪yukiよりyori白shiroくku
愛aiしshi合aってもttemo 何故naze許yuruされぬsarenu
北上川kitakamigawaのno風kazeよyo吹fuけke吹fuけke、雪yukiよyo降fuれre降fuれre
命inochi、いのちinochi散chiらせてrasete……恋koiよyo咲saけke
よろけてyorokete倒taoれre 抱daきかかえられkikakaerare
二人futari寄yoりri添soうu 雪yuki荒野kouya
笑顔egao浮uかべてkabete 手teにni手teをとってwototte
明日ashitaはha夫婦meotoさsa あのano世yoとやらでtoyarade
北上川kitakamigawaのno風kazeよyo吹fuけke吹fuけke、雪yukiよyo降fuれre降fuれre
命inochi、いのちinochi散chiらせてrasete……恋koiよyo咲saけke
契chigiりのrino酒sakeかka 末期matsugoのno水mizuかka
命inochiからめてkaramete 口kuchiうつしutsushi
朱akaいしごきでishigokide 結musuんだnda身体karada
紅akaいi絆kizunaでde 結musuんだnda心kokoro
北上川kitakamigawaのno風kazeよyo吹fuけke吹fuけke、雪yukiよyo降fuれre降fuれre
命inochi、いのちinochi散chiらせてrasete……恋koiよyo咲saけke