めぐりゆく季節 歌詞 五輪真弓 ふりがな付

桜さくらの花はなびらが 白雪しらゆきのように
舞まい散ちる道みちを歩あるく
嬉うれしい春はるのひととき
小高こだかい丘おかの ゆるやかにカーブした
アスファルトに 木こもれ陽びゆれる
あたたかい昼下ひるさがり
あとは どんなに寂さびしくても
私わたしは見守みまもってあげる
自然しぜんのフィナーレ

駅えきにつづく石段いしだんを 駆かけて降おりてゆく
息いきをきらし登のぼってくる
人ひとの姿すがた見みたとき
急いそぎすぎたつま先さきが宙ちゅうに浮うく
わきたつような 街まちのざわめき
今日きょうも又また 呼よんでいる
あとは涙なみだも悩なやみさえも
忘わすれたら 花はなよ咲さけこの心こころに
めぐりゆく季節きせつ