あなたは着物きものが 好すきだから
着物きものにしたのと いう女おんな
そんなに飲のんでは だめですと
女房にょうぼうきどりで 涙なみだぐむ
あの瞳めは信しんじて いるんだね
嘘うその上手じょうずな このおれを
あなたの故郷こきょうへ 行いきたいと
夕陽ゆうひをみながら いう女おんな
別わかれがきたのも 知しらないで
女房にょうぼうきどりで 肩かたよせる
やさしい心こころに ふれるたび
罪つみの深ふかさが 身みをせめる
あなたに好すかれる ためならば
なんでもしますと いう女おんな
どうすりゃいいのよ 教おしえてと
女房にょうぼうきどりで すがりつく
うなじの白しろさが 目めにしみて
なにも言いえない おれなのさ
あなたはanataha着物kimonoがga 好suきだからkidakara
着物kimonoにしたのとnishitanoto いうiu女onna
そんなにsonnani飲noんではndeha だめですとdamedesuto
女房nyoubouきどりでkidoride 涙namidaぐむgumu
あのano瞳meはha信shinじてjite いるんだねirundane
嘘usoのno上手jouzuなna このおれをkonoorewo
あなたのanatano故郷kokyouへhe 行iきたいとkitaito
夕陽yuuhiをみながらwominagara いうiu女onna
別wakaれがきたのもregakitanomo 知shiらないでranaide
女房nyoubouきどりでkidoride 肩kataよせるyoseru
やさしいyasashii心kokoroにni ふれるたびfurerutabi
罪tsumiのno深fukaさがsaga 身miをせめるwosemeru
あなたにanatani好suかれるkareru ためならばtamenaraba
なんでもしますとnandemoshimasuto いうiu女onna
どうすりゃいいのよdousuryaiinoyo 教oshiえてとeteto
女房nyoubouきどりでkidoride すがりつくsugaritsuku
うなじのunajino白shiroさがsaga 目meにしみてnishimite
なにもnanimo言iえないenai おれなのさorenanosa