北帰行 歌詞
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都みやこ すでに遠とおのく
北きたへ帰かえる 旅人たびびとひとり
涙なみだ 流ながれてやまず
夢ゆめは むなしく消きえて
今日きょうも 闇やみをさすろう
遠とおき想おもい はかなき希望のぞみ
恩愛おんあい 我われを去さりぬ
今いまは 黙もくして行いかん
なにを 又また語かたるべき
さらば祖国そこく 愛いとしき人ひとよ
明日あすは いずこの町まちか
明日あすは いずこの町まちか
馬骨
2022/04/15 18:56
元は旅順高等学校の寮歌であった・・男っぽい歌であるが、作者の想いの中には恋があり・・学校がそれを校則と言う規則の中に閉じ込めて葬り、知らぬ顔をしていることへの憤りが秘められているのである・・遠い想い儚き望み恩愛我を去りぬ・・今は黙して行かん、また何を語るべき・・恋の回帰への希望と反骨の想いと・・北へ帰る旅人一人、涙流れてやまず・・この歌は胸詰まるものがある・・