灼熱の太陽 歌詞 松田博幸 ふりがな付

草くさや木きは 伸のびゆき 緑みどりは萌もえたち
ただそこに生いきれば 瞳ひとみ憂うれいはらす
雨あめに濡ぬれる 星ほしよ

美うつくしくゆらめき 乱みだれ咲さく花はなよ
散ちり行いけば心こころに 深ふかき吐息といき落おとす
はかなすぎる 時ときよ

人ひとは誰だれも 愛あいを求もとめて行いくよ
愛あいすること 覚おぼえる前まえに
傷きずつけて 傷きずつくことが 麻薬まやくのようさ

灼熱しゃくねつの太陽たいようよ 心こころを照てらして
絶望ぜつぼうと悲かなしみに 強つよく強つよく 生いきるから

甘あまき水みずの香かおり 柔やわらかい土つちよ
ただ支ささえるだけで 優やさしい思おもい満みたす
母ははの声こえが届とどく

わかれ路みちに たどり着つくたび 迷まよい
どちらも 手てに入いれようとして
失うしなって 足踏あしぶみだけを 繰くり返かえすのさ

そびえゆく青空あおぞらよ 心こころを包つつんで
失望しつぼうと苦くるしみに 夢ゆめを夢ゆめを 贈おくりたい

人ひとは誰だれも 愛あいを求もとめていたい
それが何なにか 知しらないままで
振ふり回まわし 振ふり回まわされて 落おちて行いくのさ

灼熱しゃくねつの太陽たいようよ 心こころを照てらして
絶望ぜつぼうと悲かなしみに 強つよく強つよく

情熱じょうねつに降ふりそそぐ 嵐あらしと雨あめよ
愛情あいじょうとぬくもりは 置おいて置おいて 行いってくれ