RanTiKi 歌詞 雪乃 幕末義人伝 浪漫 OP ふりがな付

あいつもこいつもどいつも阿呆あほ
ちんどんしゃんでお祭まつり騒さわぎ
どんな言葉ことばも右みぎから左ひだり
浮世うきよは常つねに盛者必衰じょうしゃひっすい

つまらぬタワゴトに流ながされて
金魚きんぎょの糞ふんに成なり果はてる
誰だれも彼かれもが口くちをそろえ 罵詈雑言ばりぞうごんをへらへらと
縦たてにも横よこにも並ならべ立たてる

他人たにんの不幸ふしあわせを
あざ笑わらうことだけが
生いき甲斐がいだなんて馬鹿ばかなことを
痛いたい痛いたい 聞きいちゃいられない

この世よは やったもん勝がち 言いったもん勝がち ランチキ騒さわぎ
やんやと囃はやし立たてる野次馬やじうま
いっそ 口くちをつぐみ 耳みみをふさぎ 瞼まぶたを閉とじて
知しらぬ存ぞんぜぬを通とおす なんちゃって

ねじ巻まきで動うごく共同体きょうどうたいの
歯車はぐるまにまきこまれては
誰だれかの作つくった答こたえなど 露つゆも役やくに立たつはずもなく
ただただ削けずられ潰つぶされていく

人様ひとさまの幸しあわせを
妬ねたみ揶揄やゆすることが
さも当然とうぜんなど馬鹿ばかなことを
痛いたい痛いたい 聞きいちゃいられない

この世よは やったもん勝がち いったもん勝がち 乱痴気騒らんちきさわぎ
まんまと罠わなにはまるじゃじゃ馬うま
いっそ 覚悟かくご決きめて 息いきを止とめて 瞼まぶたを閉とじて
いま此処ここから居いなくなる なんちゃって

あなただけの鍵かぎで私わたしの
浪漫ろまんを解とき明あかしてほしい
化ばけの皮かわを引ひっぺがして
醜みにくい正体しょうたいを晒さらして
ありのままを愛あいして欲ほしい

されども 社会しゃかいは非情ひじょう 常つねに惨状さんじょう 尽つきない炎上えんじょう
みな仮面かめんを被かぶり踊おどり出だす
この世よは やったもん勝がち 言いったもん勝がち 乱痴気騒らんちきさわぎ
やんやと囃はやし立たてる野次馬やじうま
いっそ 口くちをつぐみ 耳みみをふさぎ 瞼まぶたを閉とじて
知しらぬ存ぞんぜぬを通とおす なんちゃって