koi 歌詞 より子 ふりがな付

目的もくてきのない足取あしどり二ふたつ
見みたことのない風景ふうけいに紛まぎれ込こんだ
密ひそやかな笑わらい声ごえが響ひびく
歩あるくたびぶつかる肩かたが恋こいしい
このまま帰かえり道みちが
見みつからなきゃいいのにな

今いまはただ流ながされていよう
背中合せなかあわせのホームのベンチ
イヤに濃こい夜よるの匂におい舞まい上あがる
迎むかえを無視むしした僕ぼくらに
閉しまるドアの溜息ためいき

まだ知しらない曲きょくを2人ふたりで聴きこう
まだ知しらない場所ばしょへ2人ふたりで行いこう
一緒いっしょにいるワケなんて何なにもない
ねえもっと話はなしを聞きかせて
あなたといるだけで
本当ほんとうの自分じぶんになれる

今いまはただ流ながされていよう
隣となり合あわせの滾たぎってゆく鼓動こどう
イヤに湿しめった風かぜが吹ふき抜ぬける
時計とけいの針はりを止とめた僕ぼくらは
どこまでも行いける

今いまはただ流ながされていよう
背中合せなかあわせのホームのベンチ
月つきが僕ぼくらを暴あばこうとしてた
隠かくれよう僕ぼくらだけの暗闇くらやみへ
今いまはただこのままでいよう
ありのままの2人ふたりになれるから

イヤに濃こい夜よるの匂におい舞まい上あがる
最後さいごの迎むかえを無視むしした僕ぼくらに
ドアの溜息ためいきが呆あきれて閉とじてった