少しだけさよなら 歌詞 より子 ふりがな付

縁えにしの弦げんを奏かなでて 頼たより人びとは歌うたう
幾千いくせんも幸しあわせが続つづく 紡つむぎ歌うたを
太陽たいようと月つきのように
終おわらないこいのうたを歌うたって
何度なんどでもきみを見みつけるよ

少すこしだけさよなら
また会あう日ひまで
ここまで一緒いっしょに来きてくれて
ありがとう

まだ 伝つたえたいことがあるよ
もっと 伝つたえて欲ほしいこともあるから

あなたがここにいた
私わたしは一人ひとりじゃなかった
ほんの少すこし切せつなくて
立たち止どまって泣ないてた

過すぎて去さる 今いまゆく日ひ 未いまだ来こない時ときも
私わたしたちの紡つむぐ糸いとは 奏かなで続つづけるから

今いま 心こころの果はての一枚いちまいをめくって
それがどんなに 辛つらくても悲かなしくても

もし明日あした 何なにかが壊こわれてしまって
もう二度にどと 取とり戻もどせなくなったとしても
さよならは 私わたしをここに繋つなぎとめて
こう言いう
壊こわれずに生いきていれば
また会あえるから

縁えにしの弦げんを奏かなでて 頼たより人びとは歌うたう
幾千いくせんも幸しあわせが続つづく 紡つむぎ歌うたを
太陽たいようと月つきのように
終おわらないこいのうたを歌うたって
何度なんどでもきみを見みつけるよ

明日あしたも明後日あさってもあなたに会あいたい
この瞬間しゅんかんを またあなたと
分わかちあいたい
壊こわれずに生いきているだけでいいから
今いまは 少すこしだけさよなら
また会あう日ひまで