哀かなしい時ときはひとつずつ やり直なおすこと教おしえ
傷きずつけた私わたしの言葉ことば 浮うかべては消けして
あの時ときはまだ人生じんせいを 決きめることが恐こわくて
ひとり歩あるきがしたかった 自分じぶんを笑わらって
転ころびそうになったら
手てを差さし伸のべて下ください
もう一度いちどこの都会とかいで逢あえたら
貴方あなたの胸むねに飛とび込こみたいけれど
寂さびしい時ときは懐なつかしい 子供こどもの頃ころの唄うたと
祭まつり囃子ばやしの遠とおい音おとが そっと蘇よみがえる
見上みあげれば今いま黄昏たそがれに 渡わたり鳥どりは南みなみへ
翳かげりゆく遥はるか家路いえじへ 群むれなし飛とび立たつ
明日あすの朝あさになったら
故郷こきょうに帰かえります
もう二度にどと戻もどらないと書かいた
駅えきの伝言板でんごんばん 白しろい文字もじを残のこして
哀kanaしいshii時tokiはひとつずつhahitotsuzutsu やりyari直naoすことsukoto教oshiえe
傷kizuつけたtsuketa私watashiのno言葉kotoba 浮uかべてはkabeteha消keしてshite
あのano時tokiはまだhamada人生jinseiをwo 決kiめることがmerukotoga恐kowaくてkute
ひとりhitori歩aruきがしたかったkigashitakatta 自分jibunをwo笑waraってtte
転koroびそうになったらbisouninattara
手teをwo差saしshi伸noべてbete下kudaさいsai
もうmou一度ichidoこのkono都会tokaiでde逢aえたらetara
貴方anataのno胸muneにni飛toびbi込koみたいけれどmitaikeredo
寂sabiしいshii時tokiはha懐natsuかしいkashii 子供kodomoのno頃koroのno唄utaとto
祭matsuりri囃子bayashiのno遠tooいi音otoがga そっとsotto蘇yomigaeるru
見上miaげればgereba今ima黄昏tasogareにni 渡wataりri鳥doriはha南minamiへhe
翳kageりゆくriyuku遥haruかka家路iejiへhe 群muれなしrenashi飛toびbi立taつtsu
明日asuのno朝asaになったらninattara
故郷kokyouにni帰kaeりますrimasu
もうmou二度nidoとto戻modoらないとranaito書kaいたita
駅ekiのno伝言板dengonban 白shiroいi文字mojiをwo残nokoしてshite