泥どろだらけの靴くつで
汽車きしゃに手てを振ふる子供達こどもたち
飛行機雲ひこうきぐもに胸むねを踊おどらせては
靴くつをならし たどった帰かえり道みち
山肌やまはだを樹々きぎが飾かざり
織おりなしてる絣かすり模様もよう
新道しんどう沿ぞいに見渡みわたす故里ふるさとは
いつも貧まずしいけれども 暖あたたかい
小ちいさな希望きぼうをつめこんで
人生じんせいさまよい歩あるいてる
口くちずさんでた歌うたも忘わすれたけれど
この場所ばしょには今いまでも愛あいがある
朝露あさつゆに濡ぬれた草原そうげん
夕ゆう辺へんには野焼のやきたなびく
落穂おちぼを拾ひろう 年老としおいた人々ひとびと
すべて貧まずしいけれども 美うつくしい
流ながれてゆく風かぜの色いろが
季節きせつの度たびに変かわって
心こころが寒さむくなった時ときはいつでも
はるか遠どおくの空そらを 夢ゆめに見みてる
口くちずさんでた歌うたも忘わすれたけれど
この場所ばしょには今いまでも愛あいがある
泥doroだらけのdarakeno靴kutsuでde
汽車kisyaにni手teをwo振fuるru子供達kodomotachi
飛行機雲hikoukigumoにni胸muneをwo踊odoらせてはraseteha
靴kutsuをならしwonarashi たどったtadotta帰kaeりri道michi
山肌yamahadaをwo樹々kigiがga飾kazaりri
織oりなしてるrinashiteru絣kasuri模様moyou
新道shindou沿zoいにini見渡miwataすsu故里furusatoはha
いつもitsumo貧mazuしいけれどもshiikeredomo 暖atataかいkai
小chiiさなsana希望kibouをつめこんでwotsumekonde
人生jinseiさまよいsamayoi歩aruいてるiteru
口kuchiずさんでたzusandeta歌utaもmo忘wasuれたけれどretakeredo
このkono場所basyoにはniha今imaでもdemo愛aiがあるgaaru
朝露asatsuyuにni濡nuれたreta草原sougen
夕yuu辺henにはniha野焼noyaきたなびくkitanabiku
落穂ochiboをwo拾hiroうu 年老toshioいたita人々hitobito
すべてsubete貧mazuしいけれどもshiikeredomo 美utsukuしいshii
流nagaれてゆくreteyuku風kazeのno色iroがga
季節kisetsuのno度tabiにni変kaわってwatte
心kokoroがga寒samuくなったkunatta時tokiはいつでもhaitsudemo
はるかharuka遠dooくのkuno空soraをwo 夢yumeにni見miてるteru
口kuchiずさんでたzusandeta歌utaもmo忘wasuれたけれどretakeredo
このkono場所basyoにはniha今imaでもdemo愛aiがあるgaaru