青あおい蛍ほたる 今いまも甘あまい水みずを探さがして
見みつけられず 迷まよい込こんだ
セロハン越ごし 覗のぞいてみていた 大おおきな空そらに
まだ星ほしは輝かがやいていますか
遠とおくへ飛とばそうと紙風船かみふうせん
叩たたいたら 割われました
大人おとなになっても 夕立ゆうだちに
降ふられてばかりいます
あはれ 恋こいも知しらないで
まつげ濡ぬらした少女しょうじょは
悲かなしき夕焼ゆうやけの幻まぼろしか
五月雨さみだれは緑色みどりいろ 悲かなしくさせたよ一人ひとりの午後ごごは
恋こいをして淋さびしくて 届とどかぬ思おもいを暖あたためていた
好すきだよといえずに初恋はつこいは
振ふり子こ細工さいくの心こころ
放課後ほうかごの校庭こうていを走はしる君きみがいた
遠とおくで僕ぼくはいつでも君きみを捜さがしてた
浅あさい夢ゆめだから胸むねをはなれない
答こたえを出ださずにいつまでも暮くらせない
バス通どおり裏うらの路地ろじ 行いき止どまりの恋こいだから
どこかに行いきたい林檎りんごの花はなが咲さいてる
暖あたたかい場所ばしょならどこへでも行いく
つま先さきで立たったまま 君きみを愛あいしてきた
南向みなみむきの窓まどから 見みていた空そらが
躍おどり出だす くるくると 軽かるいめまいのあと
写真しゃしんをばらまいたように 心こころが乱みだれる
雪ゆきの中なかを駆かける 子犬こいぬのように
帰かえり道みちたしかめながら 遠とおくへ
ひとつ上うえの愛あいを 求もとめたわけじゃない
ひとつ上うえの恋こいを 探さがしたわけじゃない
かけがえのないもの なくしたあとは
どんなに似にたものも かわれはしない
窓越まどごしに見みていた黒髪くろかみにまかれて
目覚めざめる夢ゆめを見みたよ 君きみに届とどけこの歌うた
放課後ほうかごの校庭こうていを走はしる君きみがいた
遠とおくで僕ぼくはいつでも君きみを捜さがしてた
浅あさい夢ゆめだから胸むねを離はなれない
青aoいi蛍hotaru 今imaもmo甘amaいi水mizuをwo探sagaしてshite
見miつけられずtsukerarezu 迷mayoいi込koんだnda
セロハンserohan越goしshi 覗nozoいてみていたitemiteita 大ooきなkina空soraにni
まだmada星hoshiはha輝kagayaいていますかiteimasuka
遠tooくへkuhe飛toばそうとbasouto紙風船kamifuusen
叩tataいたらitara 割waれましたremashita
大人otonaになってもninattemo 夕立yuudaちにchini
降fuられてばかりいますraretebakariimasu
あはれahare 恋koiもmo知shiらないでranaide
まつげmatsuge濡nuらしたrashita少女syoujoはha
悲kanaしきshiki夕焼yuuyaけのkeno幻maboroshiかka
五月雨samidareはha緑色midoriiro 悲kanaしくさせたよshikusasetayo一人hitoriのno午後gogoはha
恋koiをしてwoshite淋sabiしくてshikute 届todoかぬkanu思omoいをiwo暖atataめていたmeteita
好suきだよといえずにkidayotoiezuni初恋hatsukoiはha
振fuりri子ko細工saikuのno心kokoro
放課後houkagoのno校庭kouteiをwo走hashiるru君kimiがいたgaita
遠tooくでkude僕bokuはいつでもhaitsudemo君kimiをwo捜sagaしてたshiteta
浅asaいi夢yumeだからdakara胸muneをはなれないwohanarenai
答kotaえをewo出daさずにいつまでもsazuniitsumademo暮kuらせないrasenai
バスbasu通dooりri裏uraのno路地roji 行iきki止doまりのmarino恋koiだからdakara
どこかにdokokani行iきたいkitai林檎ringoのno花hanaがga咲saいてるiteru
暖atataかいkai場所basyoならどこへでもnaradokohedemo行iくku
つまtsuma先sakiでde立taったままttamama 君kimiをwo愛aiしてきたshitekita
南向minamimuきのkino窓madoからkara 見miていたteita空soraがga
躍odoりri出daすsu くるくるとkurukuruto 軽karuいめまいのあとimemainoato
写真syashinをばらまいたようにwobaramaitayouni 心kokoroがga乱midaれるreru
雪yukiのno中nakaをwo駆kaけるkeru 子犬koinuのようにnoyouni
帰kaeりri道michiたしかめながらtashikamenagara 遠tooくへkuhe
ひとつhitotsu上ueのno愛aiをwo 求motoめたわけじゃないmetawakejanai
ひとつhitotsu上ueのno恋koiをwo 探sagaしたわけじゃないshitawakejanai
かけがえのないものkakegaenonaimono なくしたあとはnakushitaatoha
どんなにdonnani似niたものもtamonomo かわれはしないkawarehashinai
窓越madogoしにshini見miていたteita黒髪kurokamiにまかれてnimakarete
目覚mezaめるmeru夢yumeをwo見miたよtayo 君kimiにni届todoけこのkekono歌uta
放課後houkagoのno校庭kouteiをwo走hashiるru君kimiがいたgaita
遠tooくでkude僕bokuはいつでもhaitsudemo君kimiをwo捜sagaしてたshiteta
浅asaいi夢yumeだからdakara胸muneをwo離hanaれないrenai