湖のふもとでねこと暮らしている 歌詞 矢野顕子 ふりがな付

湖みずうみのふもとで
ねこときょうも暮くらしてる
あの山やまのふもとで
犬いぬと暮くらしてるあなた
手紙てがみがとどく 鳥とりがはこぶ
字じのない手紙てがみ
なつかしい あなたのにおい
そっと抱だきしめてる

きっとたくさん
さかなが捕とれたんだね よかったね
あの山やまのふもとに 煙けむりがたつからわかる
あなたの声こえで聞ききたかった たった一言ひとこと
ひとりで書かいてみたの
「元気げんきですか I love you」

季節きせつはそれぞれ二人ふたりの上うえを
あくびしながら過すぎてった
話はなすことに疲つかれ果はてた
あなたと二人ふたりで暮くらしたいの

森もりのようす見みてたら
あなたの一日いちにちが終おわる
あの山やまの方ほうから あたたかな風かぜが吹ふく
とどいた手紙てがみ
読よんでほしいと ねこが甘あまえる
あなたの声こえをまねして
「元気げんきですか I love you」

湖みずうみのふもとで
ねこときょうも暮くらしてる
あの山やまのふもとで
犬いぬと暮くらしてるあなた
いつか犬いぬと二人ふたりで 帰かえらぬ旅たびに出でても
わたしきっと あなたを
きっと好すきでいるから