Sakura 歌詞 MaxBoys(細谷佳正+増田俊樹) ふりがな付

何なにかの拍子ひょうしについた花はなびらが
バッグを降おろしたはずみで落おちた
遅おくれて届とどいた あの手紙てがみのよう
いつだって時ときと気持きもちは 行いき違ちがってばかり

夜空よぞらを見上みあげるたび そこには
君きみがいるそんな気きがして
「幸しあわせだった?」って問とうけど
星ほしはただ瞬またたくだけ

さくら... 今いまもあの日ひを思おもい出だすんだ
昨日きのうの事ことのように鮮明せんめいで
Ah 思おもわず立たち止どまってしまうけど
さくら... 背中せなかを押おすみたいに咲さくんだ 今年ことしもまた
それは儚はかなく、だけど美うつくしい 君きみのように

心こころのどこかに空あいたスペースが
2人ふたりで過すごした証あかしならば
それを埋うめるでも 消けすでもなくて
受うけ止とめることを選えらぶよ
君きみもそれでいいよね…?

花はなびら舞まい散ちるのは
なんだか寂さびしいと嘆なげく僕ぼくに
「だからいいんだよ」って、君きみはあの時とき
どんな思おもいで言いったのだろう

さくら... 君きみのいない暮くらしは
かすんだ空そらみたいに なんか味気あじけなくて
Ah 時々ときどき振ふり返かえってしまうけど
さくら... それでも誇ほこらしげに舞まうんだ 今年ことしもまた
それは優やさしく、そして温あたたかい 君きみのように

この広ひろい宇宙そらから 君きみも見みているの?
季節外きせつはずれの雪ゆきのように 風かぜに舞まう花はなを

さくら... あとどれだけ時間じかんが経たてば
前まえに進すすめるだろうかなんて
そんな不安ふあんも小ちいさく思おもえるほど
さくら... 精一杯せいいっぱいキレイに咲さくんだ 今年ことしもまた
だから歩あるくよ 転ころんだりもするだろうけど

さくら... 今いま、少すこし分わかる気きがするんだ
悲かなしいだけが別わかれじゃないって
Ah もう一度いちど 未来あしたに手てを伸のばせば
さくら... 背中せなかを押おすみたいに咲さくんだ 心こころの中なか
それは儚はかなく、だけど美うつくしい 希望きぼうの花はな