ノクターナルアニマルズ 歌詞 錦戸亮 ふりがな付

赤あかと黄色きいろの瞬またたき
右みぎと左ひだり確たしかめて
聞きこえてきた遠吠とうぼえは
酔よっ払ぱらいの負まけ犬いぬ
ノクターナルアニマルズ

ヘッドライトに浮うかんだ
黒くろい影かげはどこへやら
追おいつけるわけないよな
追おいかけてもいないのに

抜ぬけ道みちなら任まかせてよ
逃にげることも必要ひつようさ
どこへ向むかうわけじゃなく
着ついた先さきが目的もくてき地ち

階段かいだんを駆かけ上あがって
望のぞんだパノラマ
最短さいたんの距離きょりじゃなくても
気きままに進すすもう
どこまでも

オバケも得意とくいじゃないさ
寂さびしがり屋やもチャームポイント
暗くらがりをスキップしてく
ノクターナルアニマルズ

息いき上あげて汗あせを流ながし
彷徨さまよう熱帯夜ねったいや
悴かじかむ手て擦すり合あわせ
凍こごえそうな夜よるにふと思おもう

一人ひとりじゃ心細こころぼそいか
群むれるのも窮屈きゅうくつだろ
気きままに生いきていくんだろ?
好すき勝手かってに生いきてやれ

オバケも夢ゆめの中なかだね
揺ゆれる花はなに誘さそわれて
野良猫のらねこもステップ踏ふむ
真夜中まよなかのカーニバル

遠吠とうぼえみたいな唄うたさ
そろそろ夜よるも明あけるから
明日あしたまた出直でなおそうぜ
酔よっ払ぱらいの負まけ犬いぬ
ノクターナルアニマルズ