大だい前提ぜんてい このまま生いきていたって幸福こうふくであるとそう分わかる
最低限さいていげん 日暮ひぐらししを続つづけていたって動物どうぶつでさえいられない
呼よび水みずに誘さそわれ、充あてのない旅たびで
替がえのない靴底くつぞこを減へらしている
欲よくを言いえばどうか豊ゆたかに、能のうある鷹たかにともすればいい
簡単かんたんなことさえ疎うとましいこの停滞ていたいの最中さいちゅうで
毒どくを飲のんで胡乱うろんな目めで俯うつむいてくれと通とおる異邦人いほうじん
その目めや鼻はなの数かずは同おなじなのにどうしてかあれは味方みかたじゃないようで
自おのずから再現性さいげんせい そればかり求もとめていたって驚おどろきのないことに気付きづく
アンチテーゼ 論理ろんりもなくただそう叫さけんで意思いしがあるなどと喚わめいている
根気こんきよく今日きょうも生いきて、相対そうたいするケバいハイセンス
肺はい潰つぶして登のぼる坂さかを正ただしいなんて思おもえなくないなんて
即物ぞくぶつすら目下もっか素晴すばらしい、こんなウワバミにやれ投なげる石いし
惨憺さんたんたる日陰ひかげの湿しめり気けにまとう泥寧ぬかるみの不確ふたしかに
はみ出だしては寄よる辺べの無なさの有あり様さまを論あげつらう意味いみ失なくして
その絵えや花はなを愛めでるやり方かたさえ口くちを出ださせてはくれまいか
勘違かんちがいを誘さそうレトリカルな物語ものがたりに
貴方あなたの生いき方かたを騙だまされてはいけないと切せつに願ねがう事ことの
欲望よくぼうの醜みにくさを等ひとしく愛いとしく思おもえたらいいのにな
僕ぼくらは衆愚しゅうぐであると気付きづいて
欲よくを言いえばどうか豊ゆたかに能のうある鷹たかに、と葬ほうむる墓はかに
蒔まいた種たねに花はなが咲さきますか、ああそれは綺麗きれいですか
酷こくな話はなし、どうにもならないどうしようもないこの日々ひびにすら
解体かいたいを目論もくろむ被害者ひがいしゃがこの胸むねの中なかにある
逃にげ隠かくれて痛いたみを避さけて無様ぶざまを晒さらし、もののあはれだと
見みているようで見みていないこの眼めを許ゆるさないが潰つぶさない
大dai前提zentei このままkonomama生iきていたってkiteitatte幸福koufukuであるとそうdearutosou分waかるkaru
最低限saiteigen 日暮higurashiしをshiwo続tsuduけていたってketeitatte動物doubutsuでさえいられないdesaeirarenai
呼yoびbi水mizuにni誘sasoわれware、充aてのないtenonai旅tabiでde
替gaえのないenonai靴底kutsuzokoをwo減heらしているrashiteiru
欲yokuをwo言iえばどうかebadouka豊yutaかにkani、能nouあるaru鷹takaにともすればいいnitomosurebaii
簡単kantanなことさえnakotosae疎utoましいこのmashiikono停滞teitaiのno最中saichuuでde
毒dokuをwo飲noんでnde胡乱uronなna目meでde俯utsumuいてくれとitekureto通tooるru異邦人ihoujin
そのsono目meやya鼻hanaのno数kazuはha同onaじなのにどうしてかあれはjinanonidoushitekaareha味方mikataじゃないようでjanaiyoude
自onoずからzukara再現性saigensei そればかりsorebakari求motoめていたってmeteitatte驚odoroきのないことにkinonaikotoni気付kiduくku
アンチテanchiteーゼze 論理ronriもなくただそうmonakutadasou叫sakeんでnde意思ishiがあるなどとgaarunadoto喚wameいているiteiru
根気konkiよくyoku今日kyouもmo生iきてkite、相対soutaiするsuruケバkebaいiハイセンスhaisensu
肺hai潰tsubuしてshite登noboるru坂sakaをwo正tadaしいなんてshiinante思omoえなくないなんてenakunainante
即物zokubutsuすらsura目下mokka素晴subaらしいrashii、こんなkonnaウワバミuwabamiにやれniyare投naげるgeru石ishi
惨憺santanたるtaru日陰hikageのno湿shimeりri気keにまとうnimatou泥寧nukarumiのno不確futashiかにkani
はみhami出daしてはshiteha寄yoるru辺beのno無naさのsano有aりri様samaをwo論agetsuraうu意味imi失naくしてkushite
そのsono絵eやya花hanaをwo愛meでるやりderuyari方kataさえsae口kuchiをwo出daさせてはくれまいかsasetehakuremaika
勘違kanchigaいをiwo誘sasoうuレトリカルretorikaruなna物語monogatariにni
貴方anataのno生iきki方kataをwo騙damaされてはいけないとsaretehaikenaito切setsuにni願negaうu事kotoのno
欲望yokubouのno醜minikuさをsawo等hitoしくshiku愛itoしくshiku思omoえたらいいのになetaraiinonina
僕bokuらはraha衆愚syuuguであるとdearuto気付kiduいてite
欲yokuをwo言iえばどうかebadouka豊yutaかにkani能nouあるaru鷹takaにni、とto葬houmuるru墓hakaにni
蒔maいたita種taneにni花hanaがga咲saきますかkimasuka、ああそれはaasoreha綺麗kireiですかdesuka
酷kokuなna話hanashi、どうにもならないどうしようもないこのdounimonaranaidoushiyoumonaikono日々hibiにすらnisura
解体kaitaiをwo目論mokuroむmu被害者higaisyaがこのgakono胸muneのno中nakaにあるniaru
逃niげge隠kakuれてrete痛itaみをmiwo避saけてkete無様buzamaをwo晒saraしshi、もののあはれだとmononoaharedato
見miているようでteiruyoude見miていないこのteinaikono眼meをwo許yuruさないがsanaiga潰tsubuさないsanai