冬の蜂 歌詞 太田裕美 ふりがな付

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よみ:ふゆのはち

冬の蜂 歌詞

太田裕美

1991.9.14 リリース
作詞
松本隆
作曲
筒美京平
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あれは中禅寺ちゅうぜんじ山影やまかげ
あか黄色きいろせるころ
みずからむ オールふとめて
ボートきしせたあなた

ほそいとった まなざしを
たてにるようなあめ
こんなちいさなまえ
えてうつくしくなるのね
指先ゆびさきにとまるふゆはち
弱弱よわよわしくうすはね小刻こきざみにふるえた
翡翠ひすいいろした雨雲あまぐもいて
くちびるかげらせ あなたはポツリ
はちすらせなくなるのなら
こころせないあい仕方しかたないよね

宿やど湖畔こはん沿いの部屋へや椅子いす
そっと急須きゅうすかたむけた
ほお硝子窓がらすまどあめいろ
すべかげ真似まねした

烟草たばこ五本ごほんぶんとき
きゅうわたしかみでて
きみにふれることが出来できるのも
今日きょう最後さいごだねとった
指先ゆびさきんだふゆはち
のこちからしぼって雨空あまぞらにかすれた
湖畔こはんりつむきりさええうすれ
雲間くもままぶしさ見上みあげてた
せないはちさえ あんなにべるなら
わたしひとりできっときてゆけるわ

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曲名:冬の蜂 歌手:太田裕美