潮来舟 歌詞
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知しっているやら 利根とねの月つき
真菰まこもがくれに 人目ひとめをさけて
今日きょうも棹さおさす 潮来いたこ舟ぶね
うわさばかりで 帰かえらぬ人ひとを
待まてば十九じゅうくの 春はるがくる
呼よんでみましょか 水竿みざおを止とめて
あやめ祭まつりの あの夜よるを
潮来いたこお前まえは 十じゅう二にの橋はしを
もっていながら 何なにを泣なく
わたしゃひとつの 思おもい出でさえも
消きえてはかない 捨すて小舟こぶね
馬骨
2022/06/14 13:52
この歌たなかゆきおの詩が秀逸である、短い言葉の中に簡明ではあるが十分に女心を伝えている・・こんな哀しい涙の恋を知っているやら利根の月、真菰がくれに人目を避けて今日も棹さす潮来舟・・噂ばかりで帰らぬ人を待てば19の春が来る‥呼んでみましょかみ掉を止めて・・潮来お前は十二の橋を持って居ながら何を泣く、私しゃ一つの想い出さえも、消えて儚い捨て小舟・・ああ潮来に行って慰めてやりたい、抱き締めてと言えば無論さ・・聞いて明日は59になる・・