いつの間まにやら ネオンの町まちに
泪なみだいろした 雨あめが降ふる
娘むすめざかりを さすらいの
三味しゃみにまかせた 身みの上うえよりも
聞きいて下ください 流ながし唄うた
どこか知しらない 遠とおくの空そらで
母ははが呼よぶよな 声こえがする
縋すがりつくよに 振ふりむけば
つなぎ止とめてた 希のぞみみの糸いとが
なぜか情つれなく また切きれる
愛想笑あいそわらいも 上うえべの仕草しぐさ
心こころもとない ひとり旅たび
たとえ私わたしは 濡ぬれたとて
せめて三味しゃみだけ 濡ぬれないように
そっとかばった 露地ろじの裏うら
いつのitsuno間maにやらniyara ネオンneonのno町machiにni
泪namidaいろしたiroshita 雨ameがga降fuるru
娘musumeざかりをzakariwo さすらいのsasuraino
三味syamiにまかせたnimakaseta 身miのno上ueよりもyorimo
聞kiいてite下kudaさいsai 流nagaしshi唄uta
どこかdokoka知shiらないranai 遠tooくのkuno空soraでde
母hahaがga呼yoぶよなbuyona 声koeがするgasuru
縋sugaりつくよにritsukuyoni 振fuりむけばrimukeba
つなぎtsunagi止toめてたmeteta 希nozomiみのmino糸itoがga
なぜかnazeka情tsureなくnaku またmata切kiれるreru
愛想笑aisowaraいもimo 上ueべのbeno仕草shigusa
心kokoroもとないmotonai ひとりhitori旅tabi
たとえtatoe私watashiはha 濡nuれたとてretatote
せめてsemete三味syamiだけdake 濡nuれないようにrenaiyouni
そっとかばったsottokabatta 露地rojiのno裏ura