ひと夜よだけでも いいのです
何なにも云いわずに 私わたしを抱だいて
愛あいして愛あいして 愛あいし足たりない
薄うすい氷こおりを 踏ふむ恋こいに
息いきがはじける 風かぜ枕まくら
解ほどくそばから ゆらゆらと
帯おびも流ながれて 夕波ゆうなみ小波こなみ
愛あいして愛あいして 愛あいし足たりない
しのぶ恋こいでも 命いのちです
あなたひと色いろ 風かぜ枕まくら
口くちに出だすのは 嫌いやだから
肌はだで何度なんども みれんを殺ころす
愛あいして愛あいして 愛あいし足たりない
まるであぶり絵え 夜明よあけ頃ごろ
明あけて哀かなしい 風かぜ枕まくら
ひとhito夜yoだけでもdakedemo いいのですiinodesu
何naniもmo云iわずにwazuni 私watashiをwo抱daいてite
愛aiしてshite愛aiしてshite 愛aiしshi足taりないrinai
薄usuいi氷kooriをwo 踏fuむmu恋koiにni
息ikiがはじけるgahajikeru 風kaze枕makura
解hodoくそばからkusobakara ゆらゆらとyurayurato
帯obiもmo流nagaれてrete 夕波yuunami小波konami
愛aiしてshite愛aiしてshite 愛aiしshi足taりないrinai
しのぶshinobu恋koiでもdemo 命inochiですdesu
あなたひとanatahito色iro 風kaze枕makura
口kuchiにni出daすのはsunoha 嫌iyaだからdakara
肌hadaでde何度nandoもmo みれんをmirenwo殺koroすsu
愛aiしてshite愛aiしてshite 愛aiしshi足taりないrinai
まるであぶりmarudeaburi絵e 夜明yoaけke頃goro
明aけてkete哀kanaしいshii 風kaze枕makura