この指と～まれ! 歌詞 増位山太志郎 ふりがな付

暗くらい過去かこを 置おき去さって
寒さむい故郷ふるさと 捨すてました
バスと鉄道てつどう 乗のり継ついで
都会とかいへ逃にげて 三年さんねん過すぎて
馴染なじめぬ街まちは 今いまでもひとり
寂さびしい人ひとは いませんか
いたならこの指ゆび この指ゆび
と～まれ!

過去かこは過去かこと 割わり切きって
生いきてきました 都会とかいです
慣なれぬ暮くらしの その中なかで
頼たよれる人ひとも 出来できては消きえて
いつも目覚めざめは 小雨こさめの朝あさで
寂さびしい人ひとは いませんか
いたならこの指ゆび この指ゆび
と～まれ!

いつもひとり カラオケで
唄うたう恋歌こいうた 切せつなくて
酔よって唄うたえば 涙なみだして
世間せけんの風かぜが 身みに染しみ辛つらく
温ぬくもりください 故郷情話ふるさとばなし
寂さびしい人ひとは いませんか
いたならこの指ゆび この指ゆび
と～まれ!