ここから逃にげだしたなら しあわせだろう
たとえば南みなみの島しまで ひとりでくらせば
だけど男おとこの肩かたには 荷物にもつが多おおい
どこに置おこうか だれにたのもう
すべさえなくて
酒場さかばで見果みはてぬ 夢ゆめ追おいかける
思おもえば少年しょうねんのころのぞんだものを
どれほど手てにしただろう 指折ゆびおりかぞえる
グラス片手かたてにしばしの 空想くうそう旅行りょこう
一ひとつ悲かなしみ 二ふたつみちたり
三みっつで泣ないて
ため息いき色いろした 夢ゆめかけめぐる
だれにも言いわないでいた 宝たからの箱はこを
男おとこはこころの中なかに かくしているのさ
酔よいがまわればときどき とりだしてみる
やがていつかは たどりつくのさ
きらめく星ほしに
琥珀こはくのかおりよ 夢ゆめはてしなく
ここからkokokara逃niげだしたならgedashitanara しあわせだろうshiawasedarou
たとえばtatoeba南minamiのno島shimaでde ひとりでくらせばhitoridekuraseba
だけどdakedo男otokoのno肩kataにはniha 荷物nimotsuがga多ooいi
どこにdokoni置oこうかkouka だれにたのもうdarenitanomou
すべさえなくてsubesaenakute
酒場sakabaでde見果mihaてぬtenu 夢yume追oいかけるikakeru
思omoえばeba少年syounenのころのぞんだものをnokoronozondamonowo
どれほどdorehodo手teにしただろうnishitadarou 指折yubioりかぞえるrikazoeru
グラスgurasu片手katateにしばしのnishibashino 空想kuusou旅行ryokou
一hitoつtsu悲kanaしみshimi 二futaつみちたりtsumichitari
三mixtuつでtsude泣naいてite
ためtame息iki色iroしたshita 夢yumeかけめぐるkakemeguru
だれにもdarenimo言iわないでいたwanaideita 宝takaraのno箱hakoをwo
男otokoはこころのhakokorono中nakaにni かくしているのさkakushiteirunosa
酔yoいがまわればときどきigamawarebatokidoki とりだしてみるtoridashitemiru
やがていつかはyagateitsukaha たどりつくのさtadoritsukunosa
きらめくkirameku星hoshiにni
琥珀kohakuのかおりよnokaoriyo 夢yumeはてしなくhateshinaku