部屋へやに置おいたままの僕ぼくのシャツが椅子いすの背中せなかに
君きみは一人ひとりきりの時ときもここにきっと座すわっている
沸わいたコーヒーの湯気ゆげ 水槽すいそうのコバルト なんにも言いえないけれど
君きみがこのまま僕ぼくの為ために罪つみを重かさねるなら 罰ばつはどうか僕ぼくだけに
僕ぼくは花はなの薫かおり試ためすように顔かおを埋うめて
君きみは苦にがい果実かじつかじるようにそっと眉まゆを寄よせた
波なみにさらわれたなら電話でんわのベルさえも風かぜの音おとに変かわるから
いまは何なにもかも忘わすれて君きみの柔やわらかさに こうして甘あまえていたい
ビルの谷間たにま 浮うかんでる 二人ふたりだけのこの場所ばしょ
君きみを連つれてこのまま不確ふたしかなあしたに 絡からんだ指ゆびほどかずに
ハダシのまま砂すなの熱あつさにせかされるみたいにどこまでも走はしれたなら
君きみがこのまま僕ぼくの為ために罪つみを重かさねるなら 罰ばつはどうか僕ぼくだけに
部屋heyaにni置oいたままのitamamano僕bokuのnoシャツsyatsuがga椅子isuのno背中senakaにni
君kimiはha一人hitoriきりのkirino時tokiもここにきっとmokokonikitto座suwaっているtteiru
沸waいたitaコkoーヒhiーのno湯気yuge 水槽suisouのnoコバルトkobaruto なんにもnannimo言iえないけれどenaikeredo
君kimiがこのままgakonomama僕bokuのno為tameにni罪tsumiをwo重kasaねるならnerunara 罰batsuはどうかhadouka僕bokuだけにdakeni
僕bokuはha花hanaのno薫kaoりri試tameすようにsuyouni顔kaoをwo埋uめてmete
君kimiはha苦nigaいi果実kajitsuかじるようにそっとkajiruyounisotto眉mayuをwo寄yoせたseta
波namiにさらわれたならnisarawaretanara電話denwaのnoベルberuさえもsaemo風kazeのno音otoにni変kaわるからwarukara
いまはimaha何naniもかもmokamo忘wasuれてrete君kimiのno柔yawaらかさにrakasani こうしてkoushite甘amaえていたいeteitai
ビルbiruのno谷間tanima 浮uかんでるkanderu 二人futariだけのこのdakenokono場所basyo
君kimiをwo連tsuれてこのままretekonomama不確futashiかなあしたにkanaashitani 絡karaんだnda指yubiほどかずにhodokazuni
ハダシhadashiのままnomama砂sunaのno熱atsuさにせかされるみたいにどこまでもsanisekasarerumitainidokomademo走hashiれたならretanara
君kimiがこのままgakonomama僕bokuのno為tameにni罪tsumiをwo重kasaねるならnerunara 罰batsuはどうかhadouka僕bokuだけにdakeni