まよい酒 歌詞 水森かおり ふりがな付

風かぜがしみるね 傷きずあとに
背中せなか丸まるめちゃ 直なおさらに
忘わすれられずに 恋心こいごころ
雨あめの降ふる夜よるは すすり泣なく
こぼれる涙なみだ 踏ふみつぶしても
あんたが帰かえる 訳わけじゃない
死しんだふりして 呑のむ酒さけは
酔よえぬ心こころの まよい酒ざけ

ひとりっきりの 温ぬくもりじゃ
とても この冬ふゆ 越こせません
こんな時ときには 頬ほほうめた
やさしい胸むねが 恋こいしいよ
ほんの少すこしで いいからあんた
たぐりよせてよ 赤あかい糸いと
死しんだふりして 呑のむ酒さけは
夢ゆめの欠かけらを 想おもい出だす

こぼれる涙なみだ 踏ふみつぶしても
あんたが帰かえる 訳わけじゃない
死しんだふりして 呑のむ酒さけは
酔よえぬ心こころの まよい酒ざけ