寂さびしげな 頬ほおに
赤あかい火ひが映うつる
暖炉だんろに 手紙てがみを
あなたは 投なげ込こむ
二人ふたりは今頃いまごろ
闇やみを走はしりぬけ
誓ちかいの 指輪ゆびわを
棄すてるはずだった
私わたしは孤独こどくを 残のこして立たち去さる
崩くずれる心こころに まとわる霧雨きりさめよ
果はてしない 空そらと
凍こごえた 大地だいちに
抱だかれて あなたは
人生じんせいを終おわる
さよなら キエフは緑みどりの六月ろくがつ
別離べつりはモスコウ あなたのくちづけ
寂sabiしげなshigena 頬hooにni
赤akaいi火hiがga映utsuるru
暖炉danroにni 手紙tegamiをwo
あなたはanataha 投naげge込koむmu
二人futariはha今頃imagoro
闇yamiをwo走hashiりぬけrinuke
誓chikaいのino 指輪yubiwaをwo
棄suてるはずだったteruhazudatta
私watashiはha孤独kodokuをwo 残nokoしてshite立taちchi去saるru
崩kuzuれるreru心kokoroにni まとわるmatowaru霧雨kirisameよyo
果haてしないteshinai 空soraとto
凍kogoえたeta 大地daichiにni
抱dakaれてrete あなたはanataha
人生jinseiをwo終oわるwaru
さよならsayonara キエフkiefuはha緑midoriのno六月rokugatsu
別離betsuriはhaモスコウmosukou あなたのくちづけanatanokuchiduke